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「GDS-S65M-OMO×玄界灘」——三位一体で挑む、初夏のイカメタル開幕/鈴木洋太郎

2025年6月初旬、いよいよシーズンインを迎えた福岡・玄界灘のイカメタル釣行へと出かけた。

今回お世話になったのは、遊漁船「海神(わだつみ)」。

中洲から車でわずか15分ほどとアクセスも良好で、仕事終わりの短時間釣行にもぴったり。

16時30分、気さくで釣りに精通した船長の案内で出船し、約1時間半ほど走ってポイントへと到着した。

当日のポイントは水深55m前後。明るいうちはイカの反応は薄く、仕掛けを落とすもアタリは皆無。
だが、船長の読み通り、19時ごろに集魚灯が点灯すると一転、海の様子が激変。
あちこちでアタリが連発し、いよいよ“爆釣タイム”の始まりだ。

今回使用したロッドは、新発売となったオモリグ専用ロッド、ゲキダキシャフト「GDS-S65M-OMO」。

しなやかさと操作性を兼ね備え、特にボトム周辺を繊細に探る釣りにおいてその真価を発揮した。

キャストしてからのカーブフォールも意識し、丁寧にフォールさせると、ボトム付近で明確なアタリが頻発。GDS-S65M-OMOの繊細なティップがイカの微細なアタリをしっかりと伝えてくれた。

シンカーは「ゲキダキ オモリグシンカー /30号」を使用。

難なくキャストでき、誘いのフォール後もブレることなくしなやかに曲がりアタリをとりやすい。

さらに、仕掛けには新製品「ゲキダキドロッパー50°フォール」を終始使用。
このドロッパーは、フォール姿勢が絶妙で、イカの捕食スイッチを刺激する設計。特に低活性時にも確実に抱かせる力があり、爆釣タイムをより長く、濃く楽しむことができた。

釣果は申し分なし。型も良く、数も伸び、今季初戦としては大満足の一日となった。

ロッドと仕掛け、そしてフィールドが三位一体となった理想的なイカメタル釣行だった。
これから本格化する玄界灘のイカメタル。GDS-S65M-OMOとゲキダキドロッパーを手に、ぜひ多くのアングラーにこの楽しさを味わってほしい。