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【福井・越前オーシャンクイーン】イカメタル「ゲキダキシリーズ」で攻略/鈴木洋太郎

皆さんこんにちは、フィールドスタッフの鈴木洋太郎です。

2025年2月27日、福井県越前町の遊漁船「オーシャンクイーン」に乗船し、ヤリイカを狙ったイカメタル釣行を行いました。

今回使用したのは、「ゲキダキシリーズ」。このシリーズは、フォール中のアピール力が強く、活性の高い個体に効果的な設計が施されています。
前半はフォールアクションを重視し、中盤以降は棚を意識した釣り方にシフトすることで、釣果を伸ばすことができました。

釣行開始時刻は18時。

日が落ちるにつれてヤリイカの活性が上がるため、まずはフォールアクションを意識して反応を探ります。

タックル紹介

ロッド:GDS-C510ML/Bait Casting

ルアー:ゲキダキスッテ75/ゲキダキスッテメタル20号

まずはロッドアクションを抑えつつ、フォールとステイを意識して反応をみました。
小さいアタリがあり、合わせを入れると1杯目のヤリイカが。

その後もパラパラと釣れるのですが、特に効果的だったのはテンションフォール。ゆっくり落とすことで、スッテがヤリイカに強くアピールしました。このパターンで、開始1時間以内に5杯をキャッチ。ゲキダキスッテの独特なバランスが見事にハマりました。

 

後半戦:棚を意識した釣りにシフト

棚…船釣りでイカメタルを行なう際に、船長が指示する水深の層(層位)を指す

 

21時を過ぎると、フォールでのアタリが減り、ヤリイカの活性が変化が感じられました。ここからは、一定の棚でのステイを意識した釣りに切り替えます。

釣果の良い方はヤリイカの反応をこまめに確認し、棚をこまめに変えているということでスッテを反応の濃い層へ。
ロッドを軽く揺らす程度のスローな誘いに変更しました。すると、ステイ中に「モゾッ」とした違和感のあるアタリが頻発。
ヤリイカは横の動きよりも、一定の位置でじっくりと漂うエサに反応する傾向が強まりました。

最終的に、納竿までに合計90杯のヤリイカをキャッチ。前半のフォール主体の釣りから、後半の棚を意識した釣りへのシフトが功を奏し、安定した釣果につながりました。

まとめ

今回の釣行では、時間帯やイカの活性に応じて、適切な釣り方を使い分けることの重要性を改めて実感しました。特に、

フォールアクションで活性の高い個体を狙う戦略

反応のある棚をこまめに見つけ誘う戦略

が有効でした。

JACKALLの「ゲキダキシリーズ」は、フォール時の安定感とアピール力、そしてステイ中のバランスが絶妙で、ヤリイカの反応を引き出します。

次回もイカの動きに合わせた戦略を立て、さらなる釣果を狙っていきたいと思います。

釣ったヤリイカは美味しくいただきました。