冬に向けての鯛ラバ釣行:カラーチェンジとアイテム選びの秘訣/田邊智晶(チセイ)
皆様こんにちは、田邊智晶です。気温も下がり冬の足音が聞こえてきましたね。
今回は最近の釣行から、晩秋から冬の入りにかけてのお話をさせていただきます。
例年この季節になると、活性の高い当たりの日と忍足で駆け寄ってくる冬の厳しい日が混在し、ネクタイやヘッド選びに奔走します。
いつどの釣行でも言える事ですが、準備が大切です。
選べるアイテムやカラーが多ければ選択肢は増え、その日の鯛に合わせにいけると思います。
そのため私はこの時期から冬にかけて、定番アイテムから普段使う頻度の少ないアイテムまで揃えて釣行に向かう事が多いです。
この時期、私のローテーションは
・定番コンビ
・ヘッドやネクタイのカラーチェンジ
・ヘッドorネクタイのアイテムチェンジ
朝一番に必ず選択するのは「定番コンビ」!
ホームエリアの明石海峡では、オレンジやレッド系が定番です。
その中でも一年通して強いのがオレンジ系
・ブライトオレンジ (ノーマル・ゼブラ・ドット)
・リバーシブルアカオレ
・シマシマオレンジゴールドラメ
ヘッドは安定のTGビンビン玉スライドヘッドNEO
・オレンジゴールドNEO
・レッドゴールドNEO
厳しい日にあれこれ変えすぎてコケるより、信頼のある定番コンビで1日通すのも釣果を伸ばす秘訣でもあります。
もう一つのポイントは乗船する船の船長さんに最近の傾向を確認し、単色が良いのか、ゼブラやシマシマなど黒が混ざっているカラーが釣れているのかを確認する事!
どちらも強い日もありますが、この季節は偏る事が多く最新の情報を得ることが一枚目をキャッチする近道になります。
最近の釣行では単色、リバーシブルアカオレがよく釣れていました。
困った時のエビオレゴールドとクロキン
とは言え、何をやってもアタらず船の座番も潮下といった厳しい状況下で必要になってくるのが、違った形状のヘッドや定番アイテム以外のカラーやネクタイ。
丸型ヘッドと違い、着底から立ち上がりが早く巻いてくる間に揺らぎがあり、違ったアピールができるのがTGビンビン玉スライド雷流ヘッド NEO。
中層浮きにも効果的で秋のイワシパターンの日にも活躍してくれます。
ネクタイのカラーチェンジはエビオレゴールドとクロキンが信頼度◎
低活性時、晴れてる日にはエビオレゴールド、濁りや曇っている日にはリバーシブルクロキンを使う事が多いです。
どちらも定番カラーに見飽きた鯛にアピールし、周りよりも先に使う事がポイントです。
ヘッドも同様で目立たせたい時は蛍光オレンジ!
使っていて自分だけ釣れない、避けられている感じがする時は、目立つカラーを嫌っているかもしれないので、定番カラーやプレーンに付け替える事をおすすめします。
前回釣行では目立つ方が良く、ヘッドを蛍光オレンジに変えてからコンスタントに釣る事ができました。
秋は長雨になる事が多く、海は濁りがキツい日も多々。
そんな中、通常のマスターカーリーよりもラバーの厚みがあり、ビックシルエットでやる気のある鯛を誘うビンビン玉 T+ネクタイ マスターカーリーSTRONG。
最近の高松沖での釣行でも、濁りが入り厳しい中1枚マスターカーリー10枚ストロングで竿頭を取る事ができました。
状況に合わせて様々なアイテムを使い、カラーを変え1日を上手く組み立てる事が出来ると、より奥深く鯛ラバを楽しめ釣果も伸ばす事ができると思います。
より厳しくなってくる冬には、マイクロベイトパターンに有効なドットを忍ばせ、釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。