COLUMN
コラム

サクラマス ジギングの状況によるカラーセレクト

皆さん、こんにちは。北海道の甲斐です。

シーズン真っ只中のサクラマス ジギング。

今回は私流のジグのカラーセレクトについてご紹介いたします。

バンブルズジグシリーズは元々の青物用にラインナップされたカラーのほか、今シーズンよりサクラマス用にラインナップされたカラーの2タイプのカラーが存在します。

大きな違いでいうと、サクラマススペシャルのカラーラインナップには“グロー”系のアクセントが施されています。

この“グロー”のアクセントが個人的にはかなり重要な役割を担っていると考えております。

グローの効果

まず、”グロ”ーの出しどころですが、朝イチの光量が弱い時間帯。

ジグのカラーや存在感がハッキリと出せない時に”グロー”の発色でアピールできます。 長波長よりも短波長が強い時間帯は特に多用します。

そして、ルアーだからこそ必要なアクセントとして、マスのベイトを少しでもイミテートできるようにグローを使うのも一つです。 マスのベイトは小魚系もしくはスカッド(アミ)系がメインです。

小魚などを捕食している場合は、フラッシング主体のジグで狙っていくのですが、もう一方のスカッド系はジグとは明らかに異なるサイズ感になります。

ここでスカッドを模すのが、”グロー”だと考えます。

スカッド系の生物も”グロー”同様、紫外線反射による発色だと言われます。

よって、”グロー”系のアクセントはスカッドの存在感や動きをイミテートする役割を担うと考えております。

特にグロードットやグローストライプなどは、”グロー”が途切れ途切れに配色されており、ジグの動きによってより細かくチラつくので、よりスカッド系のような細かな生物に見えるのではないかと思います。

時期によって異なるマスのメインベイトに合わせて”グロー”の有無やストライプまたは、ドットなどといったカラーセレクトをしております。

カラーラインナップ

サクラマススペシャルのカラーラインナップには

・グローストライプ

・グロードット

・グローエッジ

上記の3種類があり、これらのカラーの使い分けが釣果アップに繋がります。

【グローストライプ】

ジグの動きに対して、最もチラつきが多いカラー。

アピール力もありつつ、スカッドをイミテートできる存在感なので朝イチの光量が少ない時間に多用します。

【グロードット】

北海道では実績が高いと言われるグロードット系のカラー。

この『ジンベエグロー』は、特にドットが細かいのでより自然な存在感でアピールします。

水が澄んでいる時などに特に効果的です。

【グローエッジ】

グローエッジはグローの面積が最も広いですが、ホバリング時のバラバラと動く際に明滅効果があります。

広範囲を速いピッチで狙う時に多用するカラーです。

私自身、カラーとスピード感がうまくマッチすると、高確率で釣果に結びついているので、自身の動かし方にマッチしたカラーを見つけてみてはいかがでしょうか。