COLUMN
コラム

極寒の白糠沖で挑む、二枚三枚潮のジギング戦略/根元陽介

皆さんこんにちは!オフショアフィールドスタッフの根元陽介です。

太平洋の冬の海へ美味しい根魚といつもお世話になっている北清丸船長に会いに行ってまいりました!

今季の青森は大雪で、愛車は雪だるま状態…。除雪用の軽トラで遠征しましたが、下北道はギラつくブラックバーン。車体が軽いため、2度もスリップしかけて冷や汗をかきながら到着しました。

今回の釣りはまだサクラマスには時期早々と言う事もあり、水深約100m程のシャローの根魚ジギングでしたが、ウスメバル・マゾイ・ウッカリカサゴ・ミズクサカレイと美味しい魚達が顔を見せてくれました。

今日の白糠沖は珍しく潮が早く、海峡からの少し重い潮が流れ込んでいて二枚もしくは三枚潮が絡んできている状況で魚探を見ても魚は浮いておらず底ベタ反応でした。

今回はいろいろな状況に合わせる為にロッドはバンブルズRBスロータイプの1番~3番ロッドまで準備し、最初にいろいろ試しましたが2番パワーロッドにTGバンブルズジグ バンプ150gを最終的に使用。

ボトムを取った後に二枚、三枚潮でテンションがかかっていない部分のラインを一回まっすぐになる様に10メートル程巻き取り、再度ボトムへジグを送り込みラインのテンションをしっかりかけた状態で丁寧にボトム中心での4分の1ピッチアクションをかけジグを浮き上がらせない様にして何とか渋いながらも魚をかけていく事ができました。

今回はTGバンブルズバンプをメインに使用しましたが、渋いながらもタングステンという喰わせ安いシルエットと二枚、三枚潮でのボトムへのアプローチの有効性は非常に優れており、今回のような渋くて潮が複雑で速くしっかりとジグを思い通りに操作したい時には有効です。

皆さんもぜひお試しください。

<タックル紹介>
Rod : BBRB-SJ-C661
Rod : BBRB-SJ-C662
Lure : TG BAMBLUZ JIG BUMP 150g
Line : 1号
Leader : 4号