秋の相模湖攻略!水温変化に対応する釣りテクニック/天野雄太
皆さんこんにちは!ジャッカルプロスタッフ天野雄太です。
10月初旬、相模湖へ行ってきました。
今回のコラムでは、「現在の相模湖の状況」、「釣果」の2つをご紹介していきます。
相模湖:フィールド状況
水温:17.5℃〜22℃ <相模川上流(境橋手前)17.5℃>→本湖にかけて水温は上昇(21℃〜22℃)
水質:クリア
1週間前までは水温が高く、アオコが発生していましたが、水温の低下やダムの放流があり、カレント(流れ)が発生している為、アオコは無く、クリアアップしていました。
これから冷え込みが本格化し、更に水温は低下、ターンオーバーが発生してくると考えられます。
※「ターンオーバー」:晩夏から早秋にかけて発生する水温の変化によって起こる水中の対流現象で、バスの活性化を低下させる原因。ロッドで掻き回したり、船が通ったりした後に残る「泡」が消えない現象のことを指します。
当日の天気:晴れ、ほぼ無風
朝は20℃ぐらいでしたが、正午には30℃を超え夏のような1日でした。
実釣
フィールド全体のチェックも兼ねて、相模川上流(境橋まで)から本湖全体をエレキで流してチェック。
全体的に良型バスの姿は無く、小バス(〜25㎝)が多く見られました。
途中、相模川下流(本湖手前)で小型のベイトフィッシュに着いて水面付近をフラフラ泳ぐバスを発見。
ベイトフィッシュに着いていたので似たサイズ感のミノー系ワームをアプローチするも無。そこから、ストレートワーム、ギル系ワームなど色々試すも無。
専用タックルを用意していなかったから使うのをためらっていた「ニードバグ」を吊るしアプローチすると一撃!
「ニードバグ」の吊るしやっぱり最強です!
ライブダーター用に組んでいたタックルを代用した為、ラインが細め。
ランディングネットも無かったのでランディングに少々時間掛かりましたが「SQUEEZE」でしっかりフッキングしたので無事キャッチできました!
釣り上げたバスは【51㎝/2110g】のスーパーBIG!
タックル紹介
ロッド:RVⅡ-S65L
リール:2500番HG
ライン:PE0.6号 リーダー:フロロカーボン6lb
フック:SQUEEZE #4
ルアー:ニードバグ 擬態スジエビ
今回は本湖の沈み物(立木やオダ)でバスからの反応が最も良く500g〜700gを6匹キャッチできました。
色んなルアーを試しましたが釣ったルアーは全て「ELISE 1.5″」のマイクロホバスト。
人的プレッシャーも高く、難しいバスが多い相模湖で発売してから釣れ続けてるのは凄いと感じています。
タックル紹介
ロッド:RVⅡ-S510SUL-ST
リール:2500番HG
ライン:PE0.2号 リーダー:フロロカーボン4lb
フック:TRAP micro #8
ルアー:ELISE 1.5″
見えている子バスなどは「Yammy slim 3.8″」のノーシンカーやダウンショット、「Yammy」のネコリグ、ウォブリングのダウンショットなどで数釣りが楽しめます。
バンクに落としてくと思わぬデカバスが釣れることもあるので是非試してみてください。
今回の実釣を振り返って
久しぶりに全域をチェックしましたがやはり今時期はバスのポジションを掴むのが難しい。
状況の変化が激しい今時期なので、巻物を中心に早く探れるルアーがオススメです!
(例:スーパーブレイクブレード、スーパードーン、TNシリーズ、ソウルシャッドなどの巻物
ナカタジグ、ハニーナゲットやRVバグ3のフリーリグ、Yammyのネコリグ(重め)、など底を探れるルアー)
上記のルアーのようにスピーディーに探れるルアーを用意しましょう。
大体バスのポジションなどを把握したらマイクロホバスト、ジミーヘンジやウォブリングのダウンショットなどピンポイントで攻めるルアーを投入するのがベスト。
まだまだ数もサイズも狙える楽しい季節です。
秋の相模湖も最高に楽しいので是非行ってみてください。
良いバスフィッシングを!