【島牧沖】タイラバ調査レポート/甲斐隆之介
皆さんこんにちは。北海道ショアスタッフの甲斐です。

今回は島牧沖でのタイラバ調査のレポートです。
北海道でタイラバといえば最短でも大間沖まで出なければできない釣りだと思っておりました。
しかし近年は道南日本海の島牧の定置網にも真鯛が入るようになってきております。それも数トンも。
今年も定置網に入り始めたということで島牧の知人の遊漁船『慶昌丸』さんにお世話になり、島牧タイラバ調査へ。
軽臼漁港から出港し、ポイントまでは早ければ5分ほどで到着するくらいの近海。
水深は浅いところでは20mくらいから、深場では80mほどと幅広い水深で真鯛が入っている様子。
今回は20mライン~60mラインの目ぼしいエリアを点々と流していきました。
島牧の真鯛の回遊ルートや生態系が全く未知のため、どういったカラーやネクタイがいいのか…。
そこから手探りであれやこれや試しました。
真鯛らしきバイトはない中でも流石は北海道。水産資源の多さ故にゲストは非常に多種です。
まずは美味しいウスメバル。

このサイズは大量にいるようで、船中10本以上は釣れておりました。
そして自己新記録となるマゾイ。

余裕の50アップですが、そもそもマゾイの50アップはかなり貴重。
とんでもないサイズ感で衝撃的でしたが、このマゾイは味も衝撃的。
脂がたっぷり乗っていてクセになる美味しさで、これだけでも島牧タイラバ釣行の意義を感じられました。
妻も負けじと釣ります。

こちらもグッドサイズのマゾイ。
体高があって強い引きをしてくれるため、時折真鯛かな?と思えてしまい、嬉しくも紛らわしい魚種でした。
自分には釣れませんでしたが、グッドサイズのアイナメも登場。

普段は釣り慣れた魚種でも釣れると本当に嬉しいものでした。
極めつけはこれ。

中層でバイトしてきたホシザメ。
実はこの日2匹目のヒット。
この前にも同じレンジで1匹目を掛けておりましたが、1匹目はランディング前にバラシ。
ファイトはかなり楽しいファイトですが、気持ちとしては複雑なものでした…。
それ以外にもホウボウやカレイなども釣れておりましたが、この日は残念ながら本命の真鯛は姿を見せず…。
悔しさが残る釣行となりましたが、それでも多くの魚種が釣れて、食べても美味しい魚たちも数多くいるので島牧沖のルアーゲーム、かなりオススメです。
また日を変えてリベンジしたいと思います!