COLUMN
コラム

潮の変化に応じた胆振沖ヒラメ攻略/甲斐隆之介

皆さんこんにちは。北海道の甲斐隆之介です。

先週末に、今話題の胆振沖ヒラメジギングへ行って参りました。
ここ最近よく釣れており、サイズも大型が期待できるのがこの釣りの魅力。

今回は妻と共にチャレンジ。
全く未知の釣りなので、タックルセレクトも対極のものを選びました。

僕のタックルは、
・Rod:BamBluz ROD/BB-C62-2S
・Reel:ジギングリール300番
・Line:PE0.8号
・Leader:フロロカーボン4号

妻は
・Rod:BamBluz RB/BBRB-C662-SJ
・Reel:ライトジギングリール150
・Line:PE0.8号
・Leader:ナイロン25lb

以上で挑戦しました。使用するタックルは対極ですが、使うジグは同じものを使用して、ヒラメジギングにおける適切なアクションやピッチを探すのが今回の個人的な目的。

当日の海況は上潮が風も相まって速くなっており、底潮は朝一のみ走っていて、朝一を外すと底潮がなくなる状況。

朝イチのみバンブルズジグ150gと180gのセミロングで狙ってみましたが、潮は走っているといえどセミロングだと抜けすぎてしまう状態。

インプットを間違えば、エビってしまい手返しも悪くなる負の連鎖。

早々に同ウエイトのショートへと切り替えて、潮噛みを感じながらインプットを調整してアプローチしていき、上手くハマって船中1枚目のヒラメをキャッチ。

バンブルズジグショート 150g/グリキンスリムボーダーホロ

朝イチの光量変化のタイミングはグリキンがやはりハマりますね!

濁りも少し入っていたこともあり、ゴールド系のアピールカラーが尚良かったのかと思われます。

その後、船中でも立て続けにヒットしており、時合いも相まってラッシュに。

全体を通して、朝イチはグリーンゴールド系のヒットが多かったようです。

ラッシュが落ち着いてからは、ヒラメの反応よりも根魚や青物の反応が好調に。

バンブルズジグショート サクラマスSP 150g/ブルピングロードット

ハイライトの状況下ではグロードットのようなチラつき効果のあるカラーは個人的に高実績なので、こういった場面ではよくセレクトするカラーになります。

ボトムでの反応もよく取れて、根魚も釣れる万能なカラーだと思います。

妻の方も後半でようやく本命のヒラメをキャッチ。

バンブルズジグスロー150g/グリキンスリムボーダーホロ

一度ボトムから10mほど誘い上げ、次のボトム着底時のバイトだったとのこと。

竿頭の方はグリキンのショートジグを使用し、フォール主体で食わせていたとのことだったので、それを踏まえてのアプローチが上手くハマったようでした。

そのほかにも青物もキャッチ。同ジグにてのヒット。

比較的フォールへの反応がよく、バンブルズジグスローのフォール主体の釣りでのヒットが多かったです。

タックル差においては、僕の使うバンブルズロッドだとフォールで魅せる釣りをするにはやや硬く、潮の強弱でインプットにムラが起きてしまい、エビになったり、ホバリングの有無が変わったりと安定しないアクションになってしまい、バイトチャンスが少なかったように思えました。

一方、妻の使うバンブルズロッドRBのSJでのアプローチは上げ主体の釣りであれば、やや劣るところはあったのかもしれませんが、今回はフォール主体だったこともあり、僕よりも魚からのコンタクトを得られておりました。

胆振沖のヒラメジギングはまだシーズンも続きます。

また機会があれば、リベンジも兼ねて挑みたいと思います!