COLUMN
コラム

日本海 丹後エリアで早春マダイを狙う/松本裕之

みなさんこんにちは。松本裕之です。
3月に入り、一気に気温が上昇しましたね。
東京では桜が観測史上1位タイの早さで桜が開花したとか。

春のニュースに心が躍り、海の中の春はまだかと京都府は舞鶴から出船している「TOPS JAPAN」さんに乗船してまいりました。
まだ水温は低くノッコミ前の真鯛を狙いに超ディープエリアへ。

捕食しやすいオキアミでノッコミの前の体力を補い、ホタルイカが入ると一気に産卵に向けてスイッチが入るのがこのエリアの特徴。
この日の状況はオキアミを捕食しはじめ、ノッコミの前の体力を補う段階で、海水温も一年で一番低い温度=透明度が高いということもありネクタイはマイクロカーリーとワイドカーリーを組み合わせるセッティング。

カラーはエビオレンジとシマシマグローの春のスモールベイト定番カラーをチョイス。

ロッドは食い込みを重視しビンビンスティックのBS-C69UL-VCMをセレクト。

まずはフォール中にフグがヒット。フグが吐き出したのはオキアミ。
魚の反応はボトム付近から15mくらいに集中しているようで、巻きをスローにし指示タナを丹念に狙います。
ビンビン玉タングステンの最重量モデル234gでフォールを最速にし、真鯛にルアーのコンタクト回数を増やして口を使う瞬間を増やすことも大切です。
アタリが多いわけではなく、釣れない時間が長いので何が正解か不安になりがちなのですが、アドバイスをするなら信じて巻き続けましょうということでしょうか。

なんとか絞り出した1枚。
海の中では婚姻色が少し現れ始め、真鯛も少し春の気配を感じてきているのではないでしょうか。もう少し水温が上がれば一気に活性もあがるかと思います。

これからが楽しみですね!