COLUMN
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アンチョビ太刀魚フックの秘密

こんにちは、ジャッカルソルトフィールドスタッフの杉山彰浩です。


https://www.jackall.co.jp/saltwater/fieldreport/4124/

前回のブログでは “アンチョビ太刀魚フック” を “アンチョビメタル” につけた時の
フックセッティング例について、ご説明しました。

 

今回は “アンチョビ太刀魚フック” を “アンチョビミサイル” にセッティングした場合についてご説明します。

タチウオ釣りで重要なのは、フッキングに尽きると言っても過言ではありません。
当初、バーブがあった方がバレないし、確実にキャッチできるのではないかという意見もあり、
その理論を検証することからスタートしました。

その結果、確かにバーブタイプは、フッキングした後のバレは少ないのですが、
釣り上げた後の、手返しやタチウオの歯による危険回避を考えると、
やはりバーブレスが良い、という結論に達したのです。

 

【アンチョビフックの秘密】

≪ 通常の4本針をセットした場合 ≫

アンチョビフックの開発テーマは「フッキング率の向上」。
まず、着目したのが、アンチョビミサイルに通常タイプの4本バリや3本バリを付けたときのフックポイントが、
どの位置にあるかでした。(写真参照)

通常の4本バリを付けた場合、ボディの外に出るフックポイントは2つであり、
下からタチウオがアタックしてきたときに2本のフックが死角となってしまうので、
4本針にする意味がありません。

 

≪ アンチョビ太刀魚フックをセットした場合 ≫


そこで、”アンチョビ太刀魚フック” はアイの溶接角度を45度ずらし、
タチウオが捕食してきたときのフックポイントが4本になるようにしてみたところ、
フッキング率が確段にUPしました。

 

“アンチョビ太刀魚フック” は今までのフックとは一味違うも二味も違う
特長を持っているというこのを認識していただけたと思います。

是非皆さんもアンチョビ太刀魚フックを使用し、タチウオゲームを楽しんでください。

 

<使用する参考フックサイズ>
アンチョビフックSサイズ:アンチョビミサイル50~70g・アンチョビメタル80~100g
アンチョビフックMサイズ:アンチョビミサイル70~150g・アンチョビメタル100~160g
アンチョビフックLサイズ:アンチョビミサイル150~190g・アンチョビメタル160~200g