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【ハチマル釣果を叩き出す!】ジギング船で楽しむタイラバ/松本裕之

皆様こんにちは。ソルトウォーター フィールドスタッフの松本裕之です。

今年の日本海は、春になっても不安定な天気の日が多く、思うように出船できない日が続いています。

また、水温の上昇が例年に比べて遅れています。産卵行動は例年通りの様子ですが、真鯛があまり浮かずボトム付近での反応が多いです。

ようやく水温が上昇し、釣果情報にはキジハタなど夏の魚が並び出しました。ベイトも多様になり面白いシーズンに突入です。

今回は島根県の松江市から出船してる「龍勢丸」へ行ってきました。

龍勢丸はタイラバメインでは出船しておらず、ジギングやスピネギメインで出船しています。ジギング便ではドテラ流しをしてくださるのと、タイラバをしてもOKとのことですので、ジギンガーのお客様に混じってタイラバをさせていただいています。

メインはジギングのお客様ですので青物メインのポイントをランガンするスタイルとなります。私は気にすることなく、真鯛の魚影が濃いエリアであることと、船で自分しかタイラバをする人がいないのでそれを楽しみに乗船しています。

スタートして間もなく、1枚目の真鯛を手にしました。

続いて2枚目。

いい風が吹いているので、雰囲気抜群です。

大きく移動となり、その途中にある砂地エリアで甘鯛狙い。

「このエリアは大きな真鯛がいるので頑張ってください」とアナウンスをいただいたのでフックを新品に変えて再開。

モタれるようなアタリがあり、巻いても追ってこなかったので落とし直すとラインが走りました。

80cmを楽に超える大鯛をキャッチ。

ここで風がピタリと止まり、ドテラでもバーチカル状態になる。

バーチカルな時はビンビンスイッチの登場。

丸型のヘッドではアタリを出せない時間に無類の強さを発揮しますね。

アタリが遠のき、雨が強くなってきたところで終了。心もクーラーボックスも満タンでの帰港となりました。

今回メインで使用したタックルです。(エリアの水深は50-70m)

◆スピニング

ロッド:BIN BIN STICK VCM/BSS-65MMH-VCM
ライン:PE 1.2号+リーダー20lb
ルアー:ビンビン玉NEO120g+マスターカーリーミディアム

◆ベイト

ロッド:BIN BIN STICK SUPREME/BSP-C68SUL
ライン:PE 1.2号+リーダー20lb
ルアー:ビンビン玉スイッチ100g+マスターカーリー

ネクタイチューニング!

今回使用したスカートは2025年新製品、シリコンラバーの「BINBINDAMA CUSTOM SKIRT」を使ったネクタイチューニングを行っていました。

チューニング方法を紹介します。

①用意するものは 「BINIBINDAMA CUSTOM SKIRT」と先細のピンセットです。

②ピンセットでラバーを1本摘みます。

③ピンセットの先をネクタイに貫通させて、ラバーを通します。

④貫通させたラバーの左右の長さを調整し、任意の長さにカットします。
フックに干渉することを避けるため、リアフックより下の位置に2~4本つけると良いでしょう。

ネクタイに厚みがあるので、シリコンラバーを貫通させても裂けることはなく、魚を釣ってもシリコンラバーが抜けることはほぼありません。

シリコンラバーを短めにカットすれば虫の脚のイメージに、長くすればイカやタコのイメージに。

同色系でまとめるも良し、異なるカラーでセッティングするもよし。

簡単にチューニングでき、ネクタイのアクションを損ねることなく、プラスアルファのアクションを生み出すのでぜひお試しください。