皆さんこんにちは。北海道ショアスタッフの甲斐です。

今回は余市沖のマイカ狙いの釣行。デイゲームのイカメタルゲームです。

お世話になったのは余市漁港から出港している「シーランチ」さん。

ここ最近で一気にマイカの釣果が出始めた余市沖。

大体釣果が出ているのはプラ角を使ったしゃくりの釣りなので、はたしてイカメタルが成立するのかどうか…。

マイカを狙う水深は浅いところだと50m程度ですが、この日は100m前後のエリアに魚探は反応している様子。

風があり、船は割と流される感じですが潮は0.2ノットほどしか流れておらず30号でもボトムは取れます。

最初のうちは30号の「ゲキダキスッテメタル」を使用してマイカを狙います。

カラーは何が良いのかわからなかったのでローテして反応の違いをチェック。

最初のうちはイレグイチャートやハイアピールグローといった膨張色のカラーで様子を見ておりましたがキャッチできるのはカジカやカレイばかり。

100ｍラインでもチャート系は視認性が良く、チャート系を好む魚種にはもってこいのカラーなのがはっきり分かります。

水深を考えたときに可視光線の関係上、短波長の方が深い水深まで行き届くのでカラーも短波長でもしっかりシルエットを出してくれるパープルヘッドイレグイケイムラやゲキダキブラックにチェンジ。

深場でもシルエットを出しつつ、蛍光色や膨張色よりはステルス効果のあるカラーは外道となる魚を躱しながらイカを狙えると考えてのセレクト。

スッテも同様の理屈でカラーをステルス系のカラーにチェンジ。これが良かったのか速攻1杯目のマイカをキャッチ！

• ゲキダキスッテメタル40号 ゲキダキブラック
• ゲキダキスッテ　パープルイレグイピンク
• ゲキダキイカメタルリーダー　ショート

ショートのスッテに抱いてきましたが、反応はこれのみ。

何かが嚙み合ってないようでしたが、何となく気になったことがあったのでリーダーをショートからロングへ変更。

釣り座がミヨシだったのとうねりで船首が上下してレンジを定めにくいこともあったので、リーダーを長くしてうねりによるレンジのブレを軽減させてレンジキープしやすくするのが狙い。

これが功を奏したようで１キャスト１バイト状態！…が全く乗らない。

バイトは山ほどあるのに全く掛けられないまま反応はなくなりました…。

後々冷静に考えて思ったことが、このときに使用していたロッドは「ゲキダキシャフト/GDSｰC64M」でしたが、レングスとロッドのアクションを考えたときに

・ロングリーダー
・水深100m
・風でラインが払い出している
・ゲキダキシャフト/GDS-C64M

だとバイトを感じて即合わせしてもしっかりフッキングアクションが伝達されていないと感じました。

ここでロッドを「ゲキダキシャフト/GDS-C50H」にしておけばキャッチ率は変わってきたのかなと・・・。

今回の釣行が初の深場のイカメタルだったので合わせきれなかったですが、非常に勉強になりました。

次回試したいことが増えたのでこれはリベンジ時に検証してみたいと思います。

潮が止まってからはランガンスタイルに変更。

船長も魚探の反応を見ながら転々と動いてくれますが、船中は全くの反応皆無。

最後に反応の良かったポイントに入ってくれましたがやはり反応はなし。

最初に釣りあげた1杯が最初で最後の1杯でした…。

決して簡単な釣りではないのは分かっておりましたが、この条件で釣るには様々なセッティングを再度煮詰めなおす必要があるなと感じました。

ただ、ラインコントロールやアクションコントロールといった点では勉強になることがたくさんあったので今後に生かしていきたいですね。

1杯はあまりにも悔しいのでリベンジも近日中に考えようと思います。