夏のシャローは「攻めるタイラバ 」が面白い!”スピニングタックル”&”ビンビン玉30g″でバーチカルに差をつける !
皆さんこんにちは。松本裕之です。今回は、「スピニングタックルを使用したシャローキャスティング」についてご紹介します。
夏はシャローが熱い!
明石海峡では7月、8月に水深10-30mのシャローの釣りがピークを迎えます。
シャローでは、ベイトタックルでのバーチカルよりもスピニングタックルのキャスティングの方が圧倒的に有利となります。
私の使用タックルは以下の通りです。
ロッド:プロトタイプ
リール;STELLA3000MHG
ライン:PE1号/リーダー:フロロ4号 ルアー:TGビンビン玉スライドヘッド NEO 30g
ドラグはやや強めの700g程度に設定し、掛けてからサイズを確認して緩めるようにしています。
ビンビン玉に関しては、ヘッドから出すハリスを約5cmと長めのセッティングにしています。これはヘッドを丸呑みすることが多く、リーダーからラインブレイクが多発するため、その防止策としてこのようなセッティングとしています。
ルアーが綺麗に泳ぐ方向にキャストする
キャスティングでの釣りで一番大切なのは「ルアーが綺麗に泳ぐ方向にキャストする」こと。これまでは「潮上にキャスト」とお伝えしてきましたが、潮上でなくても釣れる方向が多々あることが多く、現在では「ルアーが綺麗に泳ぐ方向にキャストする」とお伝えするようにしています。
ルアーが綺麗に泳ぐ方向とは、ルアーが浮いた分だけフォールする方向です。速く着底すれば手前に寄ってきており、遅く着底すれば離れていっている。速く着底する場合はラインがスプールから弱々しく出るような現象となり、遅く着底する場合はラインがスプールから力強く放出されることからも分かります。
カラーセレクト
オレンジ、赤系統の2パターンが基本色。このローテーションでほぼ間違いないです。雨などで濁りが強い場合はオレンジ、澄んでいれば赤といった感じでの使い分けが目安です。
リーリングスピードと巻き回数
私はHGのリールで1秒1.5〜2回転という結構速めのスピードで巻き上げます。10〜15回転、1キャストで3〜4回のリフト&フォールが1クールとなります。
バーチカルとは違い、キャスティングの釣りは状況に応じた的確な判断と釣りをした時間が確実に腕の差になります。落として巻くだけのタイラバも楽しいですが、キャストして探し出すタイラバ も楽しいです。是非お試しください!!