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タチウオテンヤ/豊後水道攻略法

皆さん、こんにちは。愛媛の髙田です。今回は豊後水道のタチウオテンヤ釣りについてご紹介いたします。

ウェイトの選定

水深が200m前後と深い豊後水道エリアでは、とにかく手返しの早さが釣果に結びつきます。使用するテンヤは替鉤式アンチョビドラゴンテンヤ60号、アンチョビドラゴンテンヤMEGA80号・107号といったヘビーウエイトを中心に使用します。基本的には潮が緩いタイミングは、替鈎式アンチョビドラゴンテンヤ60号を使用し、潮が動き出したタイミングは、 アンチョビ ドラゴンテンヤMEGA80号・107号を使用します。

替鈎式アンチョビドラゴンテンヤ
アンチョビ ドラゴンテンヤMEGA

深場での実績カラー

ヘッドカラーは、パープルグローストライプ、スーパーグロー、ドラゴンブラックといった深場でも比較的シルエットを明確に出せるカラーが有効であると感じています。特にドラゴンブラックは最もシルエットを出すことのできる“強アピール”カラーなので、常にカラーローテションの一角として使用しています。

エサにはボリュームを出す

使用するエサは、潤目鰯とサンマの切り身を用意し、その日のタチウオの反応によって使い分けをします。 基本的にはエサそのものにボリュームを出すことが有効なので、潤目鰯はできるだけ大きいサイズを選び、また、サンマの切り身に関しては2枚重ねをしてテンヤに巻きます。

エサのサイズを大きくすることで、大型タチウオを狙える確率も上がり、更にエサ持ちも非常に良くなります。

即替システムを活用

エサのサイズによってはフックとのバランスが悪くなる事があるので、その際は、“即替システム”で対応します。 替鈎式アンチョビドラゴンテンヤは、 “ショートシャンク”、 “オリジナル”、“ワイドゲープ”と3種類あり、フック形状を手早く交換できます。エサのサイズによってフック形状を使い分けます。

“ショートシャンク”、 “オリジナル”、“ワイドゲープ”

テンヤのアクションの付け方

基本的には反応のあるレンジより10m上層までを緩めのワンピッチで誘い、5秒間程ステイ入れるアクションを繰り返します。それで反応がなければ、強めのワンピッチに変え、3秒間ステイさせます。ここでの数秒間の“喰わせの間”を与えることが重要となってきます。

一方、バイトがあっても掛からない場合は、敢えてステイを入れず、アクションし続けます。タチウオに見きらせず、食い込むまで追わせるイメージで乗せ掛けします。

豊後水道に関しては、シーズン的には終盤となりますが、まだまだ特大サイズが狙えます。ぜひ「アンチョビドラゴンテンヤ」で挑戦してみて下さい。