タイラバとSLJで楽しむ秘境探訪

皆さん、こんにちは。富山のフィールドスタッフ木田勝也です。

さて、突然ですが皆さんは「秘境」と聞いてどのようなことを想像しますか？未知の大型魚が釣れる、とにかく数が釣れる、普段めったに釣れない魚が釣れる。
などなど夢のあるフィールドを想像しますよね。

実は、そのような場所が私の地元、北陸にもあったのです。

今回は旧友からお誘いを受け、タイラバメインで能登半島の先端である珠洲市まで行ってきました。

久しぶりのプチ遠征だったので準備の段階からワクワクが止まらず、新しいロッドや普段はなかなか使わないアイテムも準備したりしましたが、結果それが功を奏した形となりました。

お世話になったのは、珠洲市の高屋漁港から出船している、昨年開業されたばかりの23歳の若き船長、高木優也さんが操る遊漁船BLISS（ブリス）さん。
57フィートのとても大きな船で乗客は僕たちグループの4名です。

ゆるい潮でも活躍するフレアフィネス

朝5時出航で最初のポイントは漁港からすぐの30～40ｍの水深のエリア。

僕が投入する前に同行者がいきなり良型のキジハタをゲットです。
さすが秘境、他の人も次々とキジハタがヒットしていきます。

はじめは60gの軽めのビンビン玉TGを使っていましたが、アタリがなく潮の効きも悪くなったため、ネクタイを「ビンビン玉 T+ネクタイフレアフィネスレッドゴールドフレーク」に変更し再度投入。

すると一投目で25cmほどですが真鯛がヒットしました。
フレアして広がるネクタイがユルい潮でも十分にアピールしているようです。
写真を撮ってリリースし、再度投入すると若干サイズアップした30cmサイズがヒット!。

「割と渋めなのか？」と思っていると、船長の「大型を狙いに行きましょう！」の一言で場所を移動します。

移動した先は水深が80～90mの少し深めのエリア。若干潮が効いているようなので100gのビンビン玉TGに変更して狙っていきます。

同行者に50～60cmクラスがぽろぽろ釣れだし、僕にも待望の良型ヒットします。50cm程でしたが綺麗な魚体の真鯛でした。

パターンがハマると絶大な効果を発揮するスルメデス

そのあと、同行者の釣った真鯛が15cm程のイカを吐いたことやスロジギにイカがヒットしたことから、昨日の準備中何気に「スルメデス」をボックスに入れたことを思い出し試してみることに。

すると、いきなり強烈な当たりとともにラインが引きずり出されます。
ラインの出方といい大鯛特有の首の振り方といいかなりのサイズに間違いないと思いやり取りするも、残念ながらポロリとフックオフ。
気を取り直して再度投入すると、今度は底ベタで力強い当たりがありました。
トルクが強いので大型のハタ系だと思い何とか強引に底から引き離し一安心。

途中、重いだけになったりまた強烈に首を振ったりしたため、周りの仲間と「何か変だなあ？」と言い合いながら水面に現れた魚体をみると、巨大なヒラメが浮き上がってきました。