大海原に熱くなれ。オフショアジギング”BamBluz “登場
2019年の新製品としてオフショアジギングタックル。”BamBluz /バンブルズ”シリーズとしてロッドとジグがリリースされる事となりました。
以前もこのコラムでバンブルズについてご紹介したことがありますが、製品情報の公開に合わせて改めて各製品についてご紹介いたしましょう。
ソルトウォーターのルアーフィッシングにおいて人気のオフショアジギングにジャッカルのエッセンスを加えるとどうなるのか?という観点で開発を進めたバンブルズ。これまでに培ってきたタックル開発の知識と経験を基に、科学的な検証とアングラーの第五感をフルに活かしたフィールドワークからのフィードバック。それを最短で形にし、再びフィールドで鍛え上げて形にしていくジャッカルスタイルでのアプローチを行いました。
そんな中からファーストプロダクトとなるのがロッドとメタルジグ2種(ショート/セミロング)。共に検証を重ねた自信作です。
- ●バンブルズロッド
ベイトキャスティングタックルのスロー系ジギングからスピニングタックルまで対応する4アイテムからスタート。(ベイトキャスティングモデル2種、スピニングモデル2種)
ブランクスはトルクフルで強度に優れる中・低弾性カーボンを主材に採用、アクション入力時にジグを弾きすぎることなくロッドのしなりを活かし、ジグ本来のアクションを引き出すことを容易にします。ジャーキングのテンポも把握しやすく、ジギングエントリーの方から上級者の方まで幅広く使っていただける基幹となるラインナップと言っても過言ではありません。
ガイドは高品質で安心のFuji 富士工業製ガイドを採用しています。
- ●バンブルズジグ
ブリやヒラマサなどの大海原のスプリンターと対峙するために生まれた“バンブルズジグ”。
ベイトのシルエットに合わせたショートとセミロングの2種類ですが、共に重視したのは食わせるためのフォールレスポンス。左右非対称シェイプで、正面から見て片方の背中側にボリュームを持たせ鋭いエッジを効かせた形状と、腹側の薄くシャープな形状との形状コントラストで俊敏なアクションレスポンスを実現。ジャーク後のラインテンションの抜けと同時にローリングとスライドを伴いながらフォールする絶妙なバランス設計です。
また、ジャークアクション時にも少ないパワーで左右へローリングを伴ったスライドが可能。無論、力強いジャーキングでは幅の広いスライドで水中を駆けターゲットをおびき出します。
もうひとつこだわったのはフック。
ジグ本体と共にフックが同封されています。これまでのオフショアジグといえばジグ本体とフックは別で販売されており、対象魚や状況に合わせて組み合わせるのが常識でしたが、あえてバンブルズジグは標準装備としました。
その理由は2つあります。まず、開発/設計をしたメーカーとして、ジグ自体のポテンシャルを体験していただく為にベストなセッティングでまずご使用いただきたいということ。そしてもう一つはまだジギングの経験があまりない初心者の方が船上で適合フックが手持ちが無く釣りに支障が出ない様にするためのものです。
そんな標準装備のフックは実釣検証からのフィードバックを元に形状からデザインしたオリジナルフック。バンブルズジグの開発を手がけた設計者がフックまでベストを目指した結果、フックまで自身でデザインしたものです。
大きく分けた特徴は4つあります。
●ショートシャンク/ワイドギャップ
フックのギャップ(ふところ)にジグが挟まりにくい/挟まってもすぐ抜ける為のワイドギャップ。伸ばされにくい様に強度UPの為のベンド部の真ん中からアイにかけてのワイヤーは平打加工がなされています。
- ●サイズに合わせた形状とワイヤーの最適化
ワイヤーの太さと大きさは各ウェイトにマッチするように設定。4/0、6/0、8/0の3サイズ展開。
- ●ファイトしながらしっかり貫通。ネムリ&ロングテーパーポイント
大型青物のヒットした瞬間から貫通するネムリ&ロングテーパーポイント。魚の口をフックのギャップでホールドする事でバラシ難くなっています。
●張りのあるアシストライン
リングとフックをつなぐアシストラインはフロロカーボン素材の芯材を採用し、適度な張りをもたせたことでスイベルやリーダーへの絡みつきが減少し、実釣中のストレスを解消します。
以上が特徴なのですが、実際に使っていただければこの機能をご理解いただけることでしょう。ベテランアングラーの方はバンブルズジグのポテンシャルを見極めていただく為のセッテイングとして、スターターの方はまずジギングの基礎を理解し、経験をつんでいただく為の指針として使い込んでみてください。
ジャッカル本気のオフショアジギング。バンブルズに今後もご注目ください。