スクイーズシリーズに新サイズが登場!/新サイズ適合表
皆さんこんにちは。ジャッカルフックチームの藤田夏輝です。
今回は、スクイーズシリーズの新サイズをリリースさせていただきましたので、改めてスクイーズの設計思想をご紹介したいと思います。
昨年4、6号からリリースとなったスクイーズシリーズ、皆さんはお使いいただけましたでしょうか?
ガード付きワッキーフックであるスクイーズは、フックポイントを大きい角度で設計しているので、フッキングと同時にガードから針先が素早く露出して瞬時に掛けることができるニューコンセプトフック。
特にこれからの寒い時期、食い込みが浅くなりがちな状況でこそ使っていただきたいフックなのです。
フックポイントの角度で変わるガードからの露出性
ガード付きワッキーフックにおいて、最も大切な要素は“ガードとフックポイントの関係性”です。
わかりやすいように画像で2タイプのスクイーズを見比べてみましょう。
図左がノーマルのスクイーズで、右がアプローチアングルを小さくしたものです。
アプローチアングルの差はおよそ18°。
右も違和感のないガード付きワッキーフックと言えるでしょう。
では、この両者のガードをフックポイントが露出する状態まで倒していきます。
すると図のように、同じ55°の角度まで倒したところで、先にスクイーズの針先が露出しました。
このように、角度が大きければガードからのフックポイントの露出が早いことがうかがえます。
ここで注目していただきたいのが、針先とガードの角度関係です。
こちらの画像はどちらもガードから針先が露出した時のガードと針先の角度関係の図です。
左のスクイーズは針先が大きい角度でガードから露出する為、ガードが被っている範囲が1.51㎜となっています。
対して右のアプローチアングルの小さいスクイーズは、針先にガードが被っている範囲が3.66㎜と大きく、ガードから針先が露出するまでの距離が長くなっています。
このことから、バイトしてから針先が魚の表皮に触れるまでの距離が短く、ガードに対して大きい角度で抜けてくるスクイーズのほうが、圧倒的に素早いフッキングを可能にすると言えるでしょう。
さらに針先について重要な点が「針先は筆の先のような形をしている」ということです。
魚の表皮にまず触れてほしいのは針先ですが、右のアプローチアングルが小さいスクイーズはガードを超えるときに、針先の少し後ろのふくらみ部分に魚の表皮が当たる可能性が高くなり、結果的に針先が立たずにすっぽ抜ける原因にもなりかねないのです。
こういった様々な側面を徹底的に追及し、ガード付き専用設計のワッキーフックとしてSQueeZEシリーズは誕生しました。
追加サイズがいよいよリリースとなり、使用するワームにベストなサイズを選択していただけるようになりました。
角度が大きく魚の表皮に早く触れやすい=初期掛かりが早いということを是非フィールドで体感してみてください。