COLUMN
コラム

今期4匹目の櫻鱒

こんにちはSTREAM FIELD STAFFの藤村です。

今期4匹目の櫻鱒をキャッチできましたのでご報告いたします。

その日は、早朝5時から9時過ぎまで大場所で粘ってみたものの、

お魚からの反応を得られなかったので、

シーズンも折り返し地点を通過してポツポツと釣果情報が入りだした上流域へ足を伸ばしました。

 

一区間目はTricoroll GT 88 MDで釣り下るものの反応を得ることができませんでした。

二区間目へ車で移動するとそこには友人の車が停まっており、

私が仕度をしている内に友人が仕事へ向かうため川辺から上がってきた。

早速友達から状況を聞くと

1.昨日は反応があったが今日はサッパリ反応が無いと言う事

2.友人は入渓口から下流はやっていない事

3.入渓口より上流にある私の好きなポイトには既に餌釣り師さんが入っている事

以上三つの事が分かった。

 

友達の車を見送った後、情報を元に入渓口から下流を釣り下ることにしました。

入渓口周辺はTricoroll GT 88 MDを引けるトロ場が少しだけあるものの、

釣り下ると直ぐに、延々と瀬が続く区間が始まります。

瀬を攻略する為にTricoroll GT 72 SRを使うか、

Tricoroll 83 HWを使うか少しだけ悩みましたが、

『瀬の中でルアーをよりアピールさせるには、少しでも大きい方が良いだろう』と言う考えと、

『最近GTばかり使っているな』とう思いから、安心と実績のTricoroll 83HWを選択しました。

 

Tricoroll 83 HWを瀬に対し弱ダウンクロスにキャストし、

ロッドは立て気味に構え、リールは出来るだけ巻かず、

ドリフトで流しながらアクセントとしてロッドティップを送り込む様にトゥイッチを入れていきます。

そして何投目かのドリフトの途中、

沈んだ大岩の周辺をTricoroll 83 HWが通過しているイメージの時に、

トゥイッチを入れた途端に『ドチュン!!!』とロティップが絞り込まれました。

瀬についたやる気のある櫻鱒のファイトはとても凶暴でしたが、

ロッドの立て過ぎずに注意して、

ドラグの微調整をしながら慌てる事無くファイトすることにより、

無事にランディングまで持ち込み4匹目の櫻鱒を手にすることが出来ました。

 

GTシリーズは重心移動搭載で非常に使いやすいルアーですが、

場所やシチュエーションに合わせてHWなどを選択すると釣りの幅が広がりますので、

皆様も是非お試し下さい。