COLUMN
コラム

今シーズン初の櫻鱒

こんにちはSTREAM FIELD STAFFの藤村です。

今シーズン初、Tricoroll GT 88 MDの製品版初となる櫻鱒をキャッチできましたので報告いたします。

1月中にTIMONからTricoroll GTを送ってもらえたので、

早々に釣果を叩き出し『Tricoroll GT = 釣れまくり』というレポートを書こうと心に決めて挑んだ今シーズン、

そんな下心を見透かされたように2月の九頭龍、

3月に入りホームリバー犀川とアタリもカスリもしない釣行が続きました。

 

先週の3月23日(土曜日)には、PPP(パールピンクパープル)に待望のアタリがあったもの、

焦りのためか一呼吸早く合わせてしまい痛恨のミスフッキング。

そしてTricoroll GTが店頭に出回り出すと、

私の友人達が次々と釣果を出し始め、

何とも言えないプレッシャーを感じながら迎えた雨上がりの3月29日(土曜日)の出来事でした。

 

雨は上がっていたものの雲が厚く水は笹濁り、

日の出を過ぎても薄暗いのでPPP、パールアユ、パールチャートヤマメの

パール三兄弟でローテーションしていると、

次第に雲に隙間がうまれ出し晴れたり曇ったりの空模様となってきました。

笹濁り(濁りの取れ始め)かつ陽射しが水面を射しているシチュエーションでは、

ブルーバックシルバーボディが効くと経験値で信じている私はカラーを迷わずストライプブルーにチェンジ。

 

そしてチェンジ後3投目ぐらいだっただろうか、

水中の馬の背を越え手前の流真に差し掛かった時『グングン』と櫻鱒特有のアタリが届きました。

先週のミスフッキングはこの『グングン』に間髪入れずに『グングンドン』とアワセを入れましたが、

今回は『グングンのドン』でアワセを入れてバッチリとフッキング。

ところがドラグの設定が甘かったため途中突っ走られ、

更にはラインを体に巻きつかせてしまったりで、

あまり上手でスマートなファイトでは無かったですが自分自身でのランディングにも成功。

今シーズン初の櫻鱒を手にする事が出来ました。

 

1ヵ月半以上釣れない釣行が続きましたが、

他のルアーに手を出さずTricoroll GTを使い続けられたのは、

『FIELD STAFFだから』という詰まらない理由ではなく、

Tricoroll GTはルアーアクションが明確に手元に伝わり、

疲れない程度の適度な引き重りが有ることにより、

ルアーを操っている楽しみが有ったからです。

Tricoroll GTから届くインフォメーションを感じながらリーリーングをしていれば、

必ずその時は訪れるはずです。