COLUMN
コラム

ミッツ シェイクダウン

■6月22日(木曜日)  私の手元に製品版の『ミッツS』が届いた。
■6月24・25日(土・日曜日)  埼玉、長野遠征
■6月29日(木曜日)  鮭鱒からミッションが届いた…。

『HP用にミッツで釣った魚付き写真を撮って頂きたいのですが…。可能でしょうか?

大至急ではありませんので、出来る時で構いません。』

非常に丁寧なご依頼のため、俄然ヤル気が出た!

■7月1日(土曜日)  九頭竜川遠征前の少しの時間を利用して写真を撮るが、

カメラの使い方が上手くなくピンボケばかり…。

■7月8日(土曜日)

鮭鱒からのミッションを受けて1週間とチョッと…。

やっとユックリと『ミッツS』のシェイクダウンと写真撮りが出来る日が訪れた!

午前中には犀川に入水していたため、お昼過ぎに『つりびと』へ到着し、タフコンディションからの釣行となったがっ…。

私の手元に届いているカラーは、いかにもお魚が好みそうな『グリーンゴールド、かき、からし、ライトブラウン、オリーブ』の5色であった。

特に『ライトブラウンはテスト段階から私が好んで施してきたカラーリングであり、勝手に『oyakataカラー』と名付けて既に愛着タップリである。

取り敢えず5色全部で写真を撮る事を目標に釣りをスタート。。。

 でっ、ココで通常のレポートであればウンチクの一つや二つ書き込むのですが『ミッツS』についてはあまり書く事が無いのです…。

「ただ投げてユックリ巻くだけ」

それだけで良いのです。それでも強いて書くなら、「魚のいる層に合わせてカウントダウンをして、その層に合わせて竿の角度を調節する事」位です。

 写真を撮り終えて『つりびと』の事務所に休憩に行くと、鮭鱒スタッフさん(←女性)直々の『ミッツS』の納品が行われていた。

納品完了後色々と世間話をしていると、スタッフさんはまだ『ミッツS』を使った事が無いのが判明した。

「それはイカンがな~ぁ」って勢いで、有無を言わさず私のタックルを貸し出し実釣して頂いた。

 あまり釣りをしないスタッフさん(←女性)のため、私がキャストし程好いカウントになった時に竿を手渡した…。

注意点は

「竿の角度は穂先が水面すれすれをキープ」

「巻くのは死ぬほどユックリ」だけであった。

1投目

ユックリと巻いて少しだけ撓っている『BWS』の穂先が「グッ!」と絞り込まれた。

どうやらグッドサイズの虹鱒が掛かったようです!

掛かった後は流石女性です。

私が助言せずとも、ロッドが一番お仕事する『下手うまポジション』に構え、時間が若干掛かったものの見事にランディングです。

 2投目

更にグッドサイズです!

がっしかし、

『つりびと』の『通常より4.5倍引く鱒』(←最近更に引くようになりました。)に『下手うまポジション』も功を奏さず、私が勝手に名付けた『oyakataカラー ミッツ』は殉職となったのでした。。。

流石『ミッツ』です。

「ただ投げてユックリ巻くだけ」でバスラッシュを掻い潜り、シッカリ虹鱒を掛けてくれます。

 スタッフさんが帰った後、ロッドレンタルのお客様が『ミッツ』の初購入者となった。

つい嬉しくなりお客様の横に行き、「着水後少し待つこと」と「リールはユックリ巻くこと」だけを伝えた。

直ぐに、お客様にもグッドサイズの虹鱒と素敵な笑顔が訪れた!

我ながら思う...

テスト初期から携わっているが、凄いルアーが現れたものだっ。

その後夕暮れ時の釣りを楽しんだが、

『グリーンゴールド』もデカ過ぎる鱒に殉職となった。