COLUMN
コラム

ミディア88 北海道本流湿原河川でのテスト

 初めまして、まずは簡単な自己紹介から。

私は北海道釧路在住で主に道東をメインフィールドに湿原河川・渓流・湖をミノーのみで釣り歩く27歳の小太りな男です。

ルアー暦は15年程度で冬季は湿原河川が中心です。今回ミディア88の調査も釧路川の湿原部で行いました。

 現地に着いたのはAM7:00。

ここは釧路在住のアングラーなら知らない人は居ないぐらい有名ポイントで、写真を見てもわかるように前日に入ったアングラーの足跡だらけ、かなりハイプレッシャーの中でのスタートとなりました。

まずはシンキングの銀ヤマメカラーでクロスにキャストし、ドリフトさせながら深みのポイントに入れていきます。普通ならここでガツン!と来るのですがやはりスレているようで体を当てて来るものの口を使ってきません。そこで、キャスティングをアップクロスにしてポイントの1メートル手前でターン、そしてショートトゥイッチをスローテンポで・・・ガツン! 即座に合わせてキャッチ。40cmちょっとのスリムなアメマスでした。

 この釣り方のポイントはショートトゥイッチの際ルアーのキレが重要で、ミディア88はリップの形状からかアクションを加えた際とてもシャープな反応がバイトにつながったと思われます。この後、同じ場所で30cm位のアメマスを同じメソッドで追加しました。

この後川岸を釣り下がって行きましたが、30cm位のがポツポツ出て来る程度なので10km程度下流に移動しました。

移動中にはこんなゲストも居たりします。

 ポイントに着いたのはAM10:30で、駐車スペースには20台位車が止まっていてこちらもまたハイプレッシャーであります。
 ここの流れはとてもフラットでポイントは川底のストラクチャーの陰が中心となります。ポイントの見極めが難しい場所ですが、取り敢えずは水面に何等かの変化がある場所をコンスタントに探っていくことにしました。

ルアーはフローティングの銀アユカラーでメソッドはショートトゥイッチを入れたナチュラルドリフトで、1つのポイントにこだわらず2~4投で次々とテンポ良く釣り上がって行きました。30メートル位釣り上がった所でヒット。これまた小振りのアメマスです。

ここから更に釣り上がって行き3本追加で本日は終了しました。

 今回の釣行で気が付いたのはキャッチしたアメマスのほとんどがフロントフックを食っていました。考えられる要因はアメマスが追って来てバイトチャンス時にガツン!というよりも、アメマスの頭上をキレの良いローリングアクションで通過するミディア88をリアクションバイトで食ってしまうのではないでしょうか。

このままの形状でディープタイプ等があると更に釣りの範囲が広くなるのではないでしょうか?

今回の釣行でキャッチしたアメマスはすべてリリース致しました。

使用タックル
ロッド:シマノ モンスターリミテット76 リール:ダイワ セルテート2000
ライン:バリバス ゲーム8lb ルアー:ミディア88F・S