COLUMN
コラム

渓流シーズンも残りわずかになってきました。

渓流シーズンも残りわずかになってきました。そんなシーズン終盤の三連休の内15日(土曜日)に犀川、17日(敬老の日)に手取川で入水して参りました。

15日(土曜日)

少しだけ早めに起き犀川へ向かった。

そして先週ノーフィッシュ(丸坊主)を喰らった遡上ルートをあえて選んでみた。

入水から一時間が過ぎてもバイトもチェイスも無く、自分の選択に不安がよぎりだした頃に、そのルートで最も実績のある『ガンガン瀬~流れ込み~淵~ベンドへのブッツケ~払い出し』が続く大場所に到着した。

盛夏の時期であれば、『ガンガン瀬~流れ込み』を意識するところだが、先週に比べ水温が下がっている事から、「払い出しも有りかな?」と『トリコロール47HW』をロングキャストした。

淵の終わりから徐々に浅くなり、深い水色からゴロゴロとした大石が目視できる『払い出し』に『トリコロール47HW』が差し掛かった時、その大石の影から『ギラリ』と魚が飛び出してきた。

  
ロングキャストでのヒットでもあり、先週はノーフィッシュだったため慎重に魚とのやりとりを楽しんだ。そしてネットに納まったのは、婚姻色とは違う色どりを纏ったとても綺麗なヤマメでした。

その後、同じ場所でもう一匹ヤマメをキャッチして土曜日は納竿とした。

17日(敬老の日)最近我が家で飼いだした黒芝の犬太(けんた)君のお散歩と、朝ご飯あげの後にゆっくりと手取川に向かった。
土曜日は入水後かなり遡上してからの一匹だったため、この日は入水地点が最高のピンスポットのルートを選択した。超ショートキャストの一投目、狙いすました所に『トリコロール55WH』が着水し、数度のトゥイッチングで『ギラギラ』と『トリコロール』を踊らせた!

『ガッ!』と衝撃が走り、『ジッツ!』とドラグが悲鳴を上げ、私は心の中で『キターーーーー』と叫んだ♪♪♪

水面は小さいけど、太い流れと深さがあるピンスポットの水中を縦横無尽に暴れる魚。

何個かの岩をやり過ごし、少しずつ距離を詰めて行く。

そして距離が近づくにつれ、魚は水面を割り転がるように暴れだした。暴れる魚がグッドサイズのヤマメであることを確認し、逸る心を抑え落ち着いてヤマメを手繰り寄せた。

メジャーを持たないため全長はハッキリ分からないが、とても素敵なヤマメをキャッチできた。

しかし、その後はお昼の納竿までノーチェイス・ノーバイトの厳しい釣行となりました。