さてさて今年の新色は?/飛田俊一郎
みなさんこんにちは。ストリームフィールドスタッフ、富山の飛田俊一郎です。
長いトラウトのオフシーズンもようやく折り返し、寒い冬の夜長は読み物で、来シーズンに思いを馳せてはいかがでしょう。
さてさて、今回は。2022年の新色『越中浮水ホワイトバック』を振り返るというテーマでお話しようと思います。
『越中浮水ホワイトバック』
このカラーは2021年春から泥系の濁りに対応するカラーとして開発をはじめました。テストは、サクラマスだけではなく、いろんなトラウトで。釣行を繰り返すうちに、徐々に見えてきた事がありました。
それは、結構オールマイティーに使えて、『パイロットカラーとしてもイケる』ということです。発売にあたっては、その効果もご説明させていただきましたが、この効果は、やはり皆さんの釣果が出てこそ。実は内心、釣果投稿が出て来るまではドキドキしておりました。
まず釣果は同じフィールドスタッフ仲間の馬場君が、なんと厳冬期のエリアトラウトで。
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これには提案した僕もびっくり、驚きの釣果でした。しかし実は、ベリーに施されているギミック『レッドグロー」はもともとエリアトラウト ではポピュラーなカラー。TIMONエリアプロの皆さんの経験をお借りしての配色であることを付け加えておきます。
また各種snsでも徐々に釣果が。
岐阜の秋田さんは発売前からデカイワナに使いますと、連絡をいただいていたのですが、宣言通りにトリコロールGT88MDで濁りの中で大イワナをハントしてくれました。
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また春の北陸河川では、釣友の竹山さんがGT88MDで雪代濁りを攻略。見事、富山庄川でサクラマスをキャッチ‼︎このカラーで値千金の釣果のお手伝いができたことを嬉しく思います。
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夏には木曽三川の本流ゲームで、平下さんがトリコロール72SRで本流アマゴをキャッチ。越中雪代ブルーバックもそうでしたが、このカラーも同様遡上魚に効くようです。
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さてさて、僕はと言いますと、今年搭載された流芯シリーズで、良い釣りさせていただきました。
特に里川や渓流のヤマメやニジマスねらいでメインで使っていましたが、視認性が良くローライトでもハイライトでもコチラからは見やすいカラーになっております。
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たいがい、そのようなアピールカラーはスレやすいのですが、このカラーはスレにも強い。というのも、ホワイトが少々グレーがかった配色になっているのがその理由になります。
スレ辛いオフホワイト+さりげなくアピールするベリーのレッドグロー。そのバランスがこのカラーの1番のアピールポイントになります。
そして最後に、心残りは。
『このカラーでサクラマスをキャッチできなかったこと』コレに尽きます。来季は新発売のトリコロールDRにも、この『越中浮水ホワイトバック』は搭載されます。
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『来年こそ、このカラーであの銀鱗を手にしたい』あの川あの魚に思いを馳せながら、この寒い冬を過ごすこととしよう。