TIMON オリジナルフック 16CPについて/鈴木将人
皆さんこんにちは。シャイン鈴木です。
今回は発売後、ご好評頂いております 16CP についてご紹介させていただきます。

このフックはスローリトリーブから静止状態のプラッキングにマッチし、TCレイゲンの標準フックにもなっていますが、このフックが大活躍した試合が第23回トラウトキング選手権大会エキスパートシリーズ第3戦 醒井養鱒場戦でした。
この試合は、2回戦以降のメインパターンとしてキビパニMRを使用したボトムノックがメインパターンでした。
通常ですと私のクランキングでは比較的ワイドなフックを好んで使用するのですが、プラクティスの段階からキビパニMR+16CPの組み合わせが他のフックに比べ針残りも良く、バラシ率も低く好印象だったため、大事な試合でも自信をもって使用することができました。

また、このフック本来の使用目的とは異なる使い方で使用した理由としては、フックの軽さによって口の奥に少しでも入りやすいのと、アイの環サイズをギリギリを小さくしたことにより、ボトムノック時のリアクションバイトを狙う時もフックのアソビが減り、結果高確率でフッキングすることが可能だからです。
掛かってからの手前バラシはほぼなしでキャッチできたのでいい成績を残すことができました。
上記では16CPの本来の使い方ではないお話をいたしましたが、このフックの本来の用途はスローリトリーブから静止状態の、いわゆる”テンションの掛からない釣り”にマッチしたフックです。
例えば、ミッツやデカミッツと言ったトップウォーターの釣りや、TCレイゲンなどの浮上系ミノーの釣りにベストなフックになっています。
他動画→https://www.instagram.com/reel/DADXy76vuM6/?utm_source=ig_web_copy_link


今話題の小型クランクによる漂わせ系の釣りにおいても、この16CPはベストマッチで、とにかくゆっくり巻くこの釣りは魚が後ろからルアーにゆっくり追尾し、何度も口を使うため、触れたら絡みつく性質を持つカーブポイントの16CPが威力を発揮します。

更に2025年シーズンには、スローからミディアムリトリーブでの使用を念頭に置いたクランクベイトスペシャルである 22CP がリリース予定となっています。

このフックの登場により更なるプラグ戦略が可能となりますので、皆様もぜひ16CPと22CPを用途に合わせて使い分けてみて下さい。