COLUMN
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TIMON オリジナルフック 35SPについて/鈴木将人

皆さんこんにちはシャイン鈴木です。

今回は発売後、ご好評いただいております 35SP についてご紹介させていただきます。

第23回トラウトキング選手権大会エキスパートシリーズ第3戦醒井養鱒場戦にて3位入賞を果たせた原動力のひとつが【ロミー3.1g+35SP#5】のセッティングでした。

この時、抽選の結果グループAを引き、前日放流8,000匹の大量放流戦でした。

放たれていた魚がかなり小型で軽く、スピードも速い魚だったため、スプーンの重さと針持ちの良いフックを使うことが重要でした。

35SPはこういった魚にベストなフックで、魚の表皮を最速で捉え、ジャレつく様なバイトも確実にフッキングできる35°設計になっています。

更に、ストレートポイントを採用することで身切れを抑え確実なキャッチへとつながりました。

結果として40分で79匹という釣果を出し2回戦へと駒を進めたのですが、この40分間でフック交換は僅か1回。
硬く折れにくく、歪みにくい材料であるプロスペックメタルを使用することにより針先の持ちが良くなり最小限のフック交換で済んだため、集中し釣ることができ、勝ちに繋がったのがこの試合でした。

そして、このTIMONのフックを引き下げ、昨年ブルガリアで開催されたFlPSed第4回トラウトエリアチャンピオンシップに参戦。この世界の舞台においても35SPは大活躍。

放流戦はもちろんのこと、放流から少し落ち着いたタイミングで使用した【ティアロ1.6g+35SP#6】の組み合わせがこの時の魚にマッチし、13対3と言う大差で勝つことができました。

この連勝で波に乗り、初日は個人成績トップに立つことができ、翌日のチームJAPAN総合優勝に大きく貢献できたのだと思っています。

そしてこの35SPの登場以来、私のトーナメントシーンにおいては欠かすことのできないフックとなっています。

是非、皆様も魚のバイトが速い時や表層で魚が振り向きざまにバイトしてくるようなときにこの35SPを使用してみて下さい。