COLUMN
コラム

キングフィッシャー「冬の陣 第2戦」

こんにちは!
フィールドスタッフの神山敏幸です。

 

今回は、栃木県大田原市にありますキングフィッシャー様で開催されました、「冬の陣 第2戦」に参加させていただきました。
天候は晴れ。日中はアウターを脱いでもいいくらいの暖かい陽気の中での試合となりました。

<一回戦>
4人から2人抜けです。

放流が入っていたため、アピード2.3gのオレ金からスタートするも、何かがかみ合わず出遅れます。
その後セカンドからはティアロ1.6gの黒金やシルバー系でぽつぽつ追加するも、やや出遅れの展開に。
後半ローテはタップダンサー、ダートランを使用したボトム攻めに展開しましたが、思うようなバイトが得られず、いいとこなしで敗退。。。
敗者復活戦に望みを託します。

<敗者復活戦>
一回戦の状況を見て、ボトムは効果的であることが判明。
今までの経験から考え、この状況ならダートランHWがハマる!と確信し、やりきることに決めました。

するとこれが大正解!
デジ巻き、ダートアクション、シェイキングを織り交ぜた複合アクションがハマり、一気に数を伸ばすことに成功!
その後、フォローでブリブリミノーDRのボトムノックさせつつシェイクや、中層ただ巻きにてさらに追加し、通過することができました。

<二回戦>
ここも放流が入っていたため、先ほどの違和感からアピードではなくティアロ1.9gに変えスタート。
しかしここでも良いバイトを得られなかったため、スタートすぐは食いが悪いと判断。
そこで、いつもより早めにルアーをローテし、ティアロ1.6gの黒金・ダイゴシークレットイエローを使用し数を伸ばしました。

前半ローテはほぼ横並びの状態の中、後半ローテへ。

手前には活性のよいトラウトが回遊しているのが目視で確認できたため、敗者復活で見つけたパターンである、ダートランHWの複合アクションによる手前攻めに切り替え、一気に追加!
二回戦はトップタイで通過することができました。

<準決勝>
鬼門の3人1人抜け。厳しい戦いです。

放流は無かったのですが、昼休憩により時間が空いたため、活性のよいトラウトをテンポよくスプーンで狙うことも考えたのですが、ダートランHWパターンが圧倒的に反応が良かったため、スタートからボトムを攻め一気に差をつける作戦に変更。

するとこれが大正解で、1ローテ目で6本キャッチ。一気にライバルの方と差をつけることができました。

2ローテ目も同じ攻めをするも、さすがに反応が悪くなっており0匹。ライバルの方はスプーニングで手堅く追加し、ここで追いつかれてしまいました。

3ローテ目。手前の駆け上がりの形状からして、トラウトが溜まりそうなエリアであったため、ダートランHWのボトム攻めにて追加。
その後、最近のマイブームであるパニクラMRを使った中層デッドスロークランキングにてさらに追加。
〆は、雲がかかりローライトになったタイミングからトップが効き始めていたのが確認できたため、デカミッツラトルのトップにてさらに追加し、ダブルスコアにて通過することができました。

<決勝>
いよいよ決勝戦。7名の選手による15分3ローテの戦いです。

ここでは、準決勝後半から効き始めたトップパターンを中心に、フォローでダートランHWのボトムを織り交ぜる作戦で臨みました。

隣の選手が圧倒的に釣っていること以外はわからなかったのですが、終わってみれば2位タイ。順位決めのサドンデスとなりました。
結果は敗退。3位入賞の結果で終了いたしました。

<総括>
久しぶりの表彰台に上がることができた今回!
自分の中でライバルと差をつけるためのちょっとしたキモがあったため、ここで公開させていただきます。

①タックルセッティング
今回の試合のなかで、ボトムを攻めている選手の方は多く見受けられました。
しかし、フッキングはできてもネットイン直前でバレてしまうケースが多かったように思います。

そこで、私はボトムのメインタックルであるTコネクション62MのPEセッティングのフォロータックルとして、Tコネクション60L-STのエステルタックルを使用し数を伸ばしました。
60L-STはソリッドティップを採用しており、手前の突発的なバイトも絡めとることが可能。また、PEでははじいてしまうバイトをエステルにより感度を残しつつ食い込みをよくするセッティングにより、キャッチ率をアップさせました。

②ランディング
タックルを工夫しても、超近距離のバイトが多かったため、どうしてもフッキングは万全でないことが多くなりました。
そのため、ランディングミスを減らすため、ロッドワークによるいなしと、水中でランディングすることを心がけ、ランディング直前のすっぽ抜けを防止しました。

③フックセッティング
実は、今回の大会で密かにティモンプロトフックのテストを行っていました。
至近距離のバイトをしっかりキャッチするためには、フックは最も重要なところ。
プロトフックはボトムの釣りには相性抜群であったため、これも今回の成績に繋がる要素であったと確信しております。
また、ちょっとでもフックが痛んだら、試合中でも時間を気にせず即交換!これも大切です!

<総括>
今回は、ティモンルアーオンリーで3位入賞という、有名選手が集うトーナメントにおいて満足のいく成績を残すことができました。
今回の結果により総合成績トップ10も見えてきましたので、次も頑張ります!

<使用タックル>

①スプーニング全般
・Tコネクション60L
・フロロ1.5ポンド
アピード2.3g、ティアロ1.6g

②プラグ全般
・Tコネクション62M
・PE0.2号、リーダーフロロ2ポンド
ダートランHW,パニクラMR,ブリブリミノー

③フィネスプラグ(ボトム)
・Tコネクション60L-ST
・エステル0.4号、リーダーフロロ2ポンド
ダートランHW、デカミッツラトル

④フィネススプーニング
・Tコネクション60L-エステル
・エステル0.3号、リーダーフロロ2ポンド
ちびクワトロ、ちびティアロ

⑤乗せPEタックル
・Tコネクション60UL
・PE0.2号、リーダーフロロ2.5ポンド
デカミッツラトル、パニクラDR