COLUMN
コラム

2025年サーフ新製品テスト/伊賀拓実

皆さんこんにちは!宮城県の伊賀拓実です。
来週末に迫ってきたパシフィコ横浜にて開催の「釣りフェス2025」。特設サイトでは続々と新製品や限定品の情報が公開されています。

今回のコラムは9月後半から10月前半にかけてジャッカル開発スタッフさんと一緒に、2025年発売予定のサーフ新製品「SABULL OVER HEAD」のテスト釣行のレポートです。

製品完成に至るまでにどのような経緯を辿ったのか…テスト釣行時の様子や新製品「SABULL OVER HEAD」のコンセプトについてお話しいたします。

新製品「SABULL OVER HEAD」の強み

2025年に発売予定のSABULL OVER HEADは、SABULL SENSY JIGHEADと比べて何が違うのか

それは、圧倒的な「飛距離」です。

SABULL SENSY JIGHEADはラインアイが固定されているのに対し、新製品ジグヘッドは移動式のラインアイなのでキャスト時とリーリング時のスナップの位置が変わります

SABULL SENSY JIGHEAD:「固定されるラインアイ」

移動式にすることで圧倒的な飛距離を追求することができます。

なぜ飛距離が必要なのか

サーフゲームのフラットフィッシュは特に年々人気が高くなり、34年前に比べると2倍近く釣り人口が増えたと感じています。
その中で避けられないのが人的プレッシャーです。今まで浅瀬にいたヒラメもプレッシャーが掛かると少し沖に移動します。

そういった沖にいるヒラメを狙うために「飛距離」という要素が重要になってきます。

また、沖に移動したヒラメは人的プレッシャーを軽減できた分、フレッシュな個体となりバイト数も多くなるので、より多くのヒラメを狙うことができます。

9月後半から10月前半 実釣テスト

初日はお昼頃からデイゲーム。最終段階のジグヘッドとセンシーワームを組み合わせ実釣開始。

まず最初に確認したかった所は、飛距離はどうなのか。

28gからスタートしてみると、1投目からルアーの飛距離に驚きました。
SABULL SENSY JIGHEADより飛行姿勢が良く、無駄な動きが一切ない。体感だと10m近く飛距離が伸びたような感じです。

飛距離は問題ないので次は浮き上がり感

最終段階のジグヘッドは、ヘッドが丸く空気抵抗を逃す形状。

ですがウェイトが重くなると同時に浮き上がり感も悪くなっていると感じたので、開発スタッフさんに相談しました。

「それならヘッドを削ってみましょう」ということで、その場でヤスり形状を変更。浮き上がりを確認したら削り、確認したら削りを繰り返してようやく完成。

1番重い2つのウェイトのみヘッド形状を変えることにしました。

実際に実釣してみるとマゴチがヒット!

開発スタッフさんはヒラメをヒットし良いテスト釣行となりました。

テスト釣行が終わってからも微調整を重ね、完成したのがこちら。

釣りフェス2025 ジャッカルブースでは「SABULL OVER HEAD」を始め、様々な新製品を展示いたします。実際に触っていただくことも可能です。

また、当日は僕も在中しておりますので、質問や疑問にお答えいたします。是非この機会にお越しください!

詳細は特設サイトをご覧ください!