COLUMN
コラム

亜衣ちゃん流BIN-BIN METALカラーセレクト術

激流ぅー、爆流ぅぅぅううう♪ 鯛ラバ大好き、田中亜衣ですっ。

毎年、秋にジギングフェスティバルin大阪というイベントがあるのですが、少し前の週末に開催され、アタシもジャッカルのブースで沢山の釣り人と話すことができました。

その中、多くの方と話したのが“ビンビンメタルTG”

鯛ジギング専用メタルジグとして今年発売されたアイテムです。
会場でも沢山の釣果をお聞きしたのですが、まだまだ始まったばかりの鯛ジギングというジャンルの為、まだ確信を持って使いこなせている方は少ないようで色んな質問が。

動かし方
使いどころ
カラー……

その中でも皆さんが一番気になっているのが「カラー」についてでした。

雑誌やテレビ、SNSなどを見て参考にしたりしている方が多く、いつも同じカラーで釣りをしていて、もう少し踏み込んだことを知りたい釣り人が多いのではないか…
ということで、
今回はビンビンメタルのカラーについて少し話してみようと思います。

ルアーフィッシングにおいてカラーというのは釣果を上げるための重要なファクターで、カラーを選ぶこと自体が楽しかったりしますよね。

だけど、「可愛いからピンクがいい」とか「前に釣れたから〇〇にする」とかじゃー、釣れても次の釣果に繋がらないことも多いかと…
それはそれでいいんだけどねー(笑)

アタシの場合、ベイトのカラーというよりも潮の色や水中の背景に合わせてやることが多いです。

例えばイワシ類は背が青で横はシルバー、お腹は白といった感じですよね。
これは、カモメなどの海鳥から見たときに海面の色に溶け込む青で、イワシの下方から狙うフィッシュイーター達から見ると海面の明るさに同化した白、そして同じレンジに並んだフィッシュイーターから見るとウロコが鏡のように周りの色を取り込み景色と同化しやすくなると言われています。

外敵の多いイワシならではの進化ですよね。

これは海老や蟹、貝なども同じで周りの景色に溶け込む色や模様を纏うことにより外敵に見つかりにくくしています。

そのようなことを考えながらカラーを選んでいくのですが、

あまり考え過ぎるのも楽しくないので、

「このカラーはこんな時にどーぞ♪」
という感じでアタシなりのカラー別の出しどころなんかを書いてみたいと思います。

ビンビンメタルTGカラーの使い分け

レッドゴールド
少し色のついた潮、例えば瀬戸内なんかでサーチカラー的に使うことが多いです。
赤も金も真鯛は好きだもんねー。

グリーンゴールド
砂底のエリアでよく使います。
潮流でボトムの砂が舞い上がり笹濁りした時なんかは迷わずコレって感じです。

桜吹雪(黒金)
真夏や真冬、それ以外の季節でも低活性時に差の出るカラー。
それだけに爆発力はハンパないですよ。

オレンジゴールド
他のゴールド系のカラーとは違い、背中のオレンジの部分が狭い分、ゴールドホロの面積が大きいのが特徴。
マズメやディープエリアでよく使います。

鯛小判(ゴールド)
内海エリアのローライトの鉄板カラー
シャンパンゴールドの優しいフラッシュがスレた真鯛に効いたてるような感じがします。

イワシ
イワシベイトの時はイワシカラー
って、そんなことはない(笑)
クリアな潮の外海で晴れた日中
少し浮いている真鯛を狙う時には使ってみてください。

シラスシルバー
全身シルバーのタングステンジグではありそうで無かったカラー。
まだまだ謎なのですが
外海、内海ともに明るく曇った日に爆発するカラー。
一度爆発すると他のカラーを寄せ付けない威力があり、侮れません。

マイクロピンク(グローエッジ)
スモールベイト対応カラー。
シラスやオキアミなどの小さなベイトを狙って少し浮いた真鯛を狙うときはこのカラーかな。
アタシのホームではイシモチの幼魚がベイトになる時に無くてはならないカラーになっています。

基本、こんな感じでカラーセレクトしてビンビンメタルを楽しんでます。

皆さまも「こんな時はこのカラー」
みたいなカラーを探して楽しんでみてください。

それでは皆さま
良い釣りを…♪

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