今年は依然として、深場の鯛が好調です。
深場での浮き気味の鯛に高比重タングステン素材のビンビンテンヤがベストマッチ!!
早春から初夏にかけて続く真鯛の、のっこみ(産卵)もそろそろ終盤ですが、
今年は依然として、深場の鯛が好調です。

今回の釣行でのテーマはズバリ、70mの深場での浮いた鯛にジャストプレゼンテーション。
水深70m。通常、関東のひとつテンヤを基準にすれば、相当なディープエリアと言う事が出来ます。
しかし、全国各地のフィールドにおいては、このような状況も良くある事だと思います。
タックルは、ビンビンテンヤ10号グローシルバーフレークに、
深場でフッキングと掛けてからの粘りを重視し、青帝テンヤマダイ STM-245M-TTで挑みました。

最初の一流しはセオリー通り素直に底取りをします。
その時、底に着底するラインの色を覚えておき、70mの底を取るのに必要な糸の量を把握します。
そして次の流しからは、浮いている魚にレンジを合せる戦略。
深場での釣りは、タナがぼやけてしまいがちですが、高比重タングテン素材のビンビンテンヤなら、
しっかりと狙ったタナにアジャスト出来るので、浮いた鯛にもアピールさせる事が容易なのです。
水深70メーターを10メーター上で一度止め、
そこから少しづつ、サミングしながら落として行きます。
ここで大事なのが、喰わせる間をあたえてあげることです。ただ単純にサミングしながら落とすのではなく、
残り10メーター付近から、1メートル刻みでテンションをかけて喰わせる間をあたえてあげる事が重要になります。
いわゆる一瞬止める!この動作が鯛を誘い、そのまま竿先にアタリが訪れ浮いた鯛もイチコロです。

ただしこの狙い方は、
潮の早い時程、着底が解りにくくなるデメリットもあるので使用するテンヤの号数セレクトに細心の注意を払います。
10号以上の重いテンヤを使用する場合には、ロッドもやはりティップに張りのある245Mが最適です。
このような「技」を使用出来るのがビンビンテンヤの強みです。
少し真鯛が浮き気味だと感じた時には是非お試しください!