“寄せ″と“食わせ″を意識!ケイムラ×グローで掴んだパターン/木田勝也
皆さんこんにちは。富山県フィールドスタッフの木田勝也です。

今シーズン2回目のオモリグへチャレンジしてきました。
1回目のオモリグチャレンジの様子はこちらから↓
https://www.jackall.co.jp/saltwater/offshore-casting/column/kida_omorigu_gekidakirb/
今回お世話になった遊漁船は、前回お世話になった傳哲丸さんと共同運営されている第二明和丸さんです。
今回も午後6時頃のまだ明るいうちからの出航でした。
使用したタックルは前回と同様、【ゲキダキシャフトRB/GDRB-S67MH-OMO】。
ポイントも前回と近い水深50m付近からのスタートとなりました。
ですが、結果から言うと前回よりも状況が悪く、しかも胴の間での釣り座ということも相まってキャストしても着底までに足元に戻ってきてしまうほどの当て潮状態。
しかも潮周りもややこしく船中あちこちでお祭り騒ぎです…。
どうにも釣りづらく1杯は何とかキャッチしたものの早々にイカメタルにチェンジしました。
今回感じたことは、”オモリグをする場合船に対して潮がどう効いているか”、それに対して”釣り座に位置があっているか”がキモとなるということ。
胴の間だと手前に潮が来ない状況が有利となり、それに比べミヨシやトモだとキャスト方向が増えるのとより遠投しやすいのでもう少し釣りはしやすそうです。
状況に応じて釣り方も臨機応変に変えていきましょう。
さて、イカメタルに変更したのですが前回と比べてまあまあ好調な様子。
前回と同様、20号中心の重さにメタルは今年の新色のクロオレゼブラ。スッテはアオハラミカン。
まずまずヒットしてくるのですが少し周りよりもペースが悪い。
聞いてみると、メタルにはグローを使用しているらしく僕も実績のあるレッドヘッドグリーン/ブルーグローにチェンジ。
それでも釣れはしますがやはり周りとの差は依然としてあります。
そこでスッテを僕の中での超定番カラー、ゲキダキスッテ75/ブラウンシュリンプイレグイケイムラにチェンジ。
すると着底した瞬間、ズドン!と浮きスッテに大剣ヒット。その後もしばらくイレグイが続きました。

そうこうしているうちに今回も鯖の群れが船に付いてしまいました。
ここで僕の痛恨のミスが発生。
メタルを鯖に飲み込まれてしまい、外すとき無理やりメタルをねじってしまいカンナが緩くなってしまいました。
魚が掛かった場合は無理に外そうとせず、ナイフやハサミなどを使い丁寧に外してください。そしてそのあとの魚は必ず持ち帰り美味しく召し上がってください。
とりあえずオモリグ用のオモリを代用し続けていきます。
さて、定番カラーのレッドヘッドグリーン/ブルーグローが使えなくなったので鯖を避けるためにグローの入っていないアオハラミカンに変更
するとバイトはあるものの今一乗りが悪い。
浮きスッテをパープルヘッドイレグイケイムに変更するもあまり変わらず。
それなら鯖の猛攻覚悟でメタルをハイアピールグローにチェンジ。すると1投目から着ドンで大剣ヒット!

その後もサイズは落ちましたが数杯連発しました。
その後もバイトが遠のくたびにスッテの変更を繰り返しましたが浮きスッテがケイムラ、メタルがグローの組み合わせが今回は一番よかったです。
不思議なのはメタルの色を変えてすぐに反応があるとしても何故かヒットするのはケイムラの浮きスッテが多かったです。
どうもイカを寄せる効果のあるメタルスッテと食わせる効果がある浮きスッテのカラー組み合わせが大切みたいです。
組み合わせはその日によって変わるのでカラータイプの違うメタルスッテと浮きスッテを何種類か準備し、その日の当たりパターンを早く見つけ出すことが好釣果につながることでしょう。
結局の日は剣先イカ 24杯、スルメ1杯と惜しくも竿頭とはいきませんでしたが船中2番目に多い釣果となりました。

あまり釣れ過ぎるとカラー等の検証もしにくくなるので、これくらいがちょうどよい釣果ではないでしょうか?
もうしばらくシーズンが続きますのでこれからも新しい発見があれば紹介したいと思います。
◆使用タックル
ロッド:ゲキダキシャフトRB S67MH-OMO
:ゲキダキシャフト GDS-C510ML
:ゲキダキシャフト GDS-C50H
ルアー:ゲキダキスッテメタル 各サイズ
:ゲキダキスッテ 各サイズ
:ゲキダキドロッパー
:ゲキダキドロッパー50°フォール
アイテム:ゲキダキイカメタルリーダー
:ゲキダキオモリグシンカー