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常識を覆す衝撃!ビッグベイトをソルトゲームに。

バスフィッシング、特にビッグフィッシュにおいてビッグベイトと呼ばれる巨大ルアーが効果を発揮することが実証されて久しくなりますが、シーバスゲームにおいてもそのトレンドが本格化しています。

 

各地のロコアングラー達の間で密かに使用されていたビッグベイトによるエキサイティングなシーバスフィッシングを、一般のアングラーが知ったきっかけとなったのがこの映像でした。

 

 

YouTuberプロアングラーとしてバス、ソルト問わず活躍する秦拓馬プロが、東京湾で大型シーバスや青物をキャッチする様子が自身のYouTubeチャンネル”俺達。チャンネル”で公開されると共に大きな反響を呼びました。その圧倒的な飛距離と、220mmのビッグベイトとは思えない優れたアクションレスポンスを巧みに操り次々と大型シーバスをキャッチしたことで、ボートキャプテンやロコアングラー達の中で東京湾のコノシロパターンのマストルアーとして注目を集めているのです。

 

  • ●ダウズスイマー220SFでなければいけない理由。

大型のコノシロを偏食するシーバスや青物(メジロ/ワラサ、ブリ)には大きなシルエットのルアーが効率的なのは当然の事なのですが、なぜ通いこんでいる凄腕ロコアングラーや遊漁船の船長達はダウズスイマー220SFを選んだのでしょうか?

ビッグベイトの中でもいわゆるS字系と呼ばれるカテゴリーの中でもダウズスイマーが優れているのがアクションレスポンスの良さと水面への飛び出し難さ。ロッド操作はもちろんのこと、リトリーブ速度を変化させることでキレのあるワイドなダートアクションが生まれ、逃げまどうベイトフィッシュを演出することができます。また、その際に起こる急激な速度の変化でもしっかりと水を掴んで姿勢をキープすることで、ラインが絡んでしまうなどのトラブルも起こりにくくなっています。

通常S字形ビッグベイトは、リップなど水の抵抗を受けるパーツが少ない為、スピードを上げるとアクションが破綻しやすくなるのでが、ダウズスイマーは左右に付いた胸ビレが水流を整えることにより、安定したアクションを続けることができるのです。

ほんの小さな違いですが、釣果には大きな影響を与えます。様々なルアーを釣り比べた結果、船長やロコアングラー達がダウズスイマーを選んだのは必然だったのかも知れません。

  • ●コノシロサイズののフラッシングと軽快な巻き抵抗”メガロドーン”

そしてもう一つのキラーベイトであるメガロドーン。そもそもスピナーベイトといえばバスフィッシングの代名詞的ルアーであり、ソルトウォーターで使用されることはほぼ無かったのですが、コノシロサイズの巨大ブレードから生まれる強いフラッシングと波動、そしてレンジコントロールの容易さは、様々な場面で威力を発揮します。また通常このサイズのルアーを使い続けると体力を消耗するのですが、ブレード全体にアールがつけられていることで回転半径が抑えられ、#12サイズという巨大なウィローリーブ型ブレードとは思えない軽快な巻き抵抗を実現しています。

またティンセルをタイイングした専用トレーラーフックが標準装備されていることでフッキング率も向上。スピードがあり瞬間的なバイトをするシーバスにはピッタリです。

決して奇をてらったわけではなく、ビッグフィッシュを釣る為に必然だったダウズスイマー220SFとメガロドーン。ソルトウォーターフィッシングでの新しい扉を開くエキサイティングなゲームをぜひ体感してください。