COLUMN
コラム

九州天草で”ビンビンスティックEXTRO” &”ビンビンメタルType SLOW”ゲーム

ビンビンメタルTipe SLOW 激流ぅー、爆流ぅぅぅううう♪

鯛ラバ大好き、田中亜衣ですっ。

西日本から徐々に桜も散り出し気温は上がったり下がったりと安定はしませんが、春真っ只中になりましたね。

アタシのホームでも雌の個体が群れを成して中層に浮いたりと、産卵を意識した行動をとるようになり、そろそろ釣りやすい季節になってきました。と言っても、アタシは真冬の寒い時期もせっせと沖に出てるんで一年中シーズンみたいなものなんだけどね(笑)

でっ、去年から開発してきたビンビンメタルのニューモデル「ビンビンメタルType SLOW」 ようやく仕上がり、最終テストも順調にこなすことができました。

 

今回は、 出来立てホヤホヤのビンビンメタルType SLOWを持って熊本県の天草で真鯛、それもBIG REDを狙ってきました。

まずは今回の舞台の天草、その中でも鬼池を中心とする早崎海峡は根が荒く、潮流もかなりの速さ。 ここでは2.0〜3.3ノット(およそ3.7〜6.1km/h)で流れる潮が真鯛を釣るには良いとされており、それ以上の流速でも喰ってくるほど。 それだけに真鯛も筋肉質で先ほど述べた荒い地形も相まって、潮流に乗せて流すと、水深が一気に7〜8m駆け上がったり下がったりを繰り返すので、ここではほぼフルドラグでのファイトで真鯛を一気に浮き上がらせないと釣り上げられないのです。

そんな天草でのタックルは、ロッドはBINBIN STICKエクストロ”BSXS-C66L-TJ”と2019年の新作”BSXS-C68MH-TJ”

使い分けは早合わせでもフッキング出来るような状況では”BSXS-C68MH-TJ”。早合わせするとすっぽ抜けるようなコンディションでは”BSXS-C66L-TJ”使い分けています。 真鯛の活性でバイトが変わるので喰い込みの強さで使い分けてみてください。

ラインはPE1号、リーダーはフロロカーボンのレッドスプール24lb(6号)。このタックルで限界のドラグ設定でいざ勝負です。

 

まずは、ビンビンメタルType SLOW 80gからスタートですが、このType SLOWは真鯛専用に設計されたタングステン製のジグ「ビンビンメタル」の追加モデルで、 オリジナルモデルと比べて薄い形状でフォール時にはヒラヒラとフォールする、いわゆるスロージグ系アクションが特徴で、ラインにテンションをかけるとタングステン特有のスピードでストレスなくボトムまでフォールします。使い分けは「リーリングスピード」や「潮噛み」。 スローリトリーブでもルアーの動きが明確に伝わる事で水中でのイメージが湧きやすいのです。 なので、高活性な時など速いリーリングに部があるときは「ビンビンメタル」。真冬や低活性な時など、スローリトリーブに分があるときは「ビンビンメタルType SLOW」と言った使い分けをしています。

 

朝イチはType SLOWからが最近のルーティーン。ローライトはスローリトリーブが効くからねー♪ とは言え、ここのところ真鯛の活性はイマイチ… 九州ってめちゃくちゃ釣れると思いがちなのですが、辛い日もあるんですよねー 遠征あるあるです(笑)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんな状況なので頭ん中ではType SLOWの一点推し。カラーをアジャストすることだけの作戦で小さいながらも真鯛が顔を見せてくれます。

 

アタシのフェイバリットカラーは「黒金」 これはずーっとずーっと昔から真鯛には信頼のあるカラーで無くてはならないカラーなのですが、まだまだ一般的とは言えない通好みのの一色。 でもね、去年ここでロケをした時の釣果を見ていた同船者の方々から徐々に口コミで広がり、今では天草の鉄板カラーになっています。 そろそろ認知度も上がって 全国的にも人気になると思います。ちなみに今回のロケ中にもこれで今までに味わったことのない超BIG REDを掛けたのですが、5分くらいでロスト…。

 

 本当に真鯛なのか?と思うほどの強烈なファイトで、例えるなら魚というより獣に引っ張られてるようなものでしょうか? 船長や地元の釣り人の話では、そんなモンスターが年に7、8回はヒットするみたい。恐るべし、天草!!

 

ちなみに、このロケの一週間前にも天草で釣りをしていた時に、初めてココでBIG REDを釣りました。 水深27mでヒットした84cm7.0kg フルドラグでのファイトは想像を絶するもの。 だけど今回の魚は格が違った 全く太刀打ちできない無力感に涙が出るほど… 願わくは、あと1分でもいいから長くファイトしたかったなぁー。

そんな今回の天草ロケは新しいジグとロッドを完成させた達成感とモンスターを釣り上げれなかった悔しさとで忘れられないロケになりました。またココで会えたらいいなぁー と、またここに戻ってくる口実ができました。

 

現場で必要なタックル そんな経験から出来るのかも… ニューアイテムのエクストロBSXS-C68MH-TJとビンビンメタルType SLOW。 もうすぐ発売ですので 機会があれば使ってみてください。 それでは皆さま 良い釣りを。