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野尻湖の虫パターン攻略法:スイセン・ニードシケイダー・ニードバグの使い分け/天野 雄太

皆さんこんにちは!ジャッカルプロスタッフ天野雄太です。
現在、僕は野尻湖に来ています。そして、みなさん…

虫パターンでめちゃくちゃ釣れています‼️

まだ滞在して数日ですが、1番釣れた日でバイト数20回以上、15匹キャッチ。水面が割れまくっています!

今現在(2024年7月ごろ)の野尻湖

今現在の野尻湖の状況ですが、水温は22℃~24℃、水質は若干濁りが入っているエリアが多いです。
かなり増水していて、冠水している木(オーバーハングで無くなっている)も多く、シャローエリアが広がっている状態です。
また、蝉も鳴いていて、水面には蝉やカナブンなどの昆虫も頻繁に目撃します。
そんな様子を見て、「虫パターン」の季節がやってきたなと感じました。

僕が虫パターンで使用しているルアーは以下の3つ。

スイセン
ニードシケイダー
ニードバグ

各々気になるルアーの画像をクリックしていただくと、気になるルアーから閲覧できます!

僕なりの使い分け方

スイセン

増水して広がったシャローエリアを効率よく、キャスト→放置(3秒程)→ただ巻き】します。
レイダウンの上、オーバーハング下、ブッシュ周りが狙い目。

若干濁りのある場所や雨など、バスが気づきにくい状況下でもバスを引き寄せる音を出してくれるのがスイセン。
正直虫パターンと言ったら放置や提灯のイメージだったのでここまで「ただ巻き」が釣れるとは思いませんでした。

スイセンはボディ下半分がソフト素材で中空構造なので着水音がとてもナチュラル。(動画を再生していただくと着水音が視聴できます。)

着水後のバイトも何度かありました。
そして、今回1番驚いたのが【フックアップ(ハリ掛かり)率の高さ

非常にアグレッシブにバイトしてくるスモールマウスバスでも殆どミスなく掛かってくれます。
釣れたバスを確認すると、フック2つがガッチリ掛かっていることが多いです。
フック2個が格段にフックアップ率を上げ、バラシを軽減してくれていると感じます。

ニードシケイダー

オープンウォーター(何もないところ)の放置でも釣れますが、今回はオーバーハングに掛けて提灯釣りが圧倒的に釣れています。ブレイクラインまで伸びているオーバーハングが尚良い感じです。
ニードシケイダーを使っての動きは、【キャスト→放置(3秒)→提灯アクション(5秒)
バスが見えたり、ここ絶対釣れそう!っと思ったところはしぶとく提灯アクションで誘います。ニードシケイダーは自重があるのでロングディスタンスでアプローチすることができます。
また、枝に掛けた時に水面までルアーを落としやすく、ディスタンスをとれる事でバスから警戒されにくく口を使わせ易い。また、ボディサイズも大きいのでバスを寄せる力も強いです。

ボディの羽根が良い誘いになっているのか、今回の最大魚(50㎝)はオープンウォーターでルアーを見に来て、逃しアクションでスイッチが入り躊躇なくバイトしてきました。

ニードバグ

基本的にはニードシケイダーと同じ使い方をするのですが、サイズが小さく、”喰わせ”に特化しています。

軽いので吸い込みやすく、アフター直後の体力がないバスの弱いバイトも確実にフックアップまで持ち込むことができます。
また、ニードシケイダーを見に来てバイトまで至らない時にフォローとして使うと効果的です。

参考にしていただけたら幸いです。

虫パターンはこれからが本番、時には魚体全てが見える程ジャンプしてバイトしてくるぐらいスモールマウスはアグレッシブです!
超エキサイティングな釣りを是非お楽しみください。

また、今回紹介したニードバグから8月に「ニードバグ モヒカン」が発売されます。
ヘッド側に視認性の高いラバーを縦向きに追加し、バイトを確認しやすくすることで確実にフッキングを決めることが可能にしているカスタムモデルです。
追加モデルについてのコラムは以下からご覧ください。

 

Need BUG にモヒカンカスタムが登場!

閲覧は画像をクリック

<タックル紹介>
○スイセン
ロッド:RV II-S65L
リール:スピニング2500番ハイギヤ
ライン:PE0.6号 リーダー:フロロ2号

○ニードバグ、ニードシケイダー
ロッド:RVⅡ-S69UL+
リール:スピニング2500番ハイギヤ
ライン:PE0.4or0.6号 リーダー:フロロ2号
フック:スクイーズ#4
※ニードシケイダーでフックアップしない場合は、ワンサイズ大きいフックをお使いください。
また、提灯専門でしたらロッドは「RVⅡ-S65L」がオススメです。