冬の貴重なバスを捕る2つの条件/中根翼

皆さんこんにちは!ジャッカルプロスタッフの中根翼です。
全国的に冷え込みが強くなり魚を釣る事が難しくなってきた頃ではないでしょうか。
ホームフィールドとしてる霞水系も厳しい状況となってきました。
そんな状況ですが冬の貴重なバスを釣るために僕がしているポイント選びやタックルセッティングをご紹介致します。
冬のバス釣りで大切なこと
僕が冬に釣りをする上で大切にする事は”そのポイントのバスがなぜそこに居るのか”、この事を考えます。
霞水系では冬にメインのポイントになる場所は大まかにいうと2つの条件が挙げられます。
1:水の動きが少ない場所(閉鎖水域や消波ブロック)
閉鎖水域は水の出入り(水の動きが少ない)場所を指します。
流入河川と似た表現ですが流入河川は水が流れ込む場所(水の動きが多い場所)を指すので全然違うポイントになってしまうので注意が必要です。
閉鎖水域は水の動きが少ないので冬でも水温が上がりやすい場所です。
この場所に居る魚はフィーディングというよりか冬の間じっと過ごす魚(のんびりとした魚)が多い印象なのでジミーヘンジのダウンショットやスピードバイブ、ノッキンジョーで狙う事が多いです!
今回の魚はそんな閉鎖水域でリアクション的に釣るためにスピードバイブで釣りました!
護岸の壁に沿わせ細かくリフト&フォールで食ってくれました。

水の動きが少ない場所は他にも消波ブロックの中も同じような釣りで狙う事が出来る冬の定番ですので是非試してみてください。
<タックル紹介>
ロッド:BPM B1-S65L
ライン:PEライン0.6号
リーダー:7ポンド
ルアー:スピードバイブ3.5g
2:シャロー ベジテーション周り
このポイントはアシ側やベジテーション周りでのビッグベイトゲーム。
このような場所にはフィーディングで餌を食べに入ってくる魚が多くいる為よりベイトフィッシュに合わせた釣りになります。
マエコンやマエコンJr.などのルアーがおすすめです。
冬場になるとカビボラが目視できるようになります。使用するルアーサイズは見えるベイトサイズなどで使い分ける事をお勧めします。マエコンJr.サイズでルアーサイズが大きいと感じる際はブラストボーンJr.などを使用してみてください!
ベジテーション周りではビッグベイト以外にもビーク等の吊るしなども有効ですので是非、お試しください。

<タックル紹介>
ロッド:リボルテージ68MH
ライン:レッドスプール14lb
ルアー:マエコンJr.
冬場はハイシーズンに比べて釣れにくいタイミングではありますが、その分1匹の価値が格段に高い時期でもあります。その日の天候や得意な釣りなどで冬の貴重なバスを狙ってみてください!