使えば分かる、ダウンサイズの理由。/バウンティフィッシュ140
水生植物や護岸沿いの倒木などはバスが好む障害物として絶好のスポット。特にこれからの時期は水温上昇に伴い、中層に浮きながら水面付近への反応が良くなるシーズンです。
そんなシーズンにベストタイミングで登場するソフトベイト”バウンティフィッシュ140”は、昨年話題となったバウンティフィッシュ158のダウンサイジングモデルで、数字上では僅か18mmの差ですが、それは実釣からの必要性に基づいた明確な理由が存在します。
バウンティフィッシュが切り開く、カバービッグベイティング
バウンティフィッシュシリーズの特徴はこちらのコラムをどうぞ。
【フィールド環境やアベレージサイズに合わせた選択肢として】
琵琶湖や霞ヶ浦を代表とする天然湖や山間部に見られる人造湖、河川や溜池まで、国内のフィールド環境では様々ですが、メジャーなフィールドはアングラーも集中することでプレッシャーがかかりやすかったり、溜池や小規模河川はバスのアベレージサイズも中〜小型がメインになることが多いので、オリジナルより小さなバウンティフィッシュの必要性があったのです。
【浮力を抑え、しっかり口の中に入ってミスバイトの減少に】
ダウンサイジング化することでのメリットはプレッシャーに強くなるだけではありません。体積が小さくなることに合わせて浮力も小さくなるので、バイト時の吸い込みが向上し口の中にしっかり入ることでミスバイトの減少にも繋がります。
バウンティフィッシュはネットジョイント構造によりボディが折れ曲がりやすいので、中型程度のバスの口にはスムースに収まるのですが、険しい障害物周りを狙う特性上、バスがルアーの位置を正確に捉えきれずミスする状況下では140が有効です。こういう風に書くと「もっと小型化すればいいのでは?」という意見もあるかもしれませんが、軽量になることでのキャスト性能の低下やアピール力の低下というマイナス要素が発生します。それらも踏まえ、ジャッカルチームからの検証に基づいた結果、ベストなダウンサイジングが140というサイズ感になったという訳です。
【ミディアムパワーのロッドでも使用OK】
そしてこのダウンサイズ化により、M(ミディアム)パワーのベイトキャスティングタックルでも使用することが可能になり、フィールドに持ち込むタックルの本数を絞り込まなければならない岸釣り派アングラーにとって嬉しい副産物となりました。オススメは6.6〜7.0ft/ M〜MHパワーのベイトキャスティングタックル。ラインはPEなら3号以上。フロロカーボンラインでは16lb以上を組み合わせればカバー周りでも安心であり、状況に合わせてジグやテキサスリグによるカバー撃ちにもそのままお使いいただけます。
普段のフィールドではオリジナルサイズが大きいと感じていたアングラーや、より細かい使い分けで釣果アップを狙いたいというアングラーまで、ぜひお試しいただきたいバウンティフィッシュ140。皆さんのカバーゲーム戦略をひとつ上のステージへ引き上げることでしょう。