冬のビッグバスゲームを熱くする、カバークローグランデ
皆さんこんにちは、加木屋守です。
いよいよ12月に突入し冬本番、1本のバスが貴重な時期になってきました。
厳しいイメージですが、実は個人的に冬は大好きなシーズン。なぜなら、狙ってるデカイ個体を釣りやすく、釣り方を絞り込みやすい時期なので釣りの効率が良くなるからです。
先日YouTube”マーモチャンネル”で公開した12月にオススメのルアーという内容の動画の中で、僕が冬に使用する率が高い3つのルアーをご紹介しました。実際には他にも冬に実績のある釣り方はありますが、低水温となるこれからの時期はバスの活性が下がり、バイトチャンスも低くなるのはご存知のとおり。その少ないチャンスにオススメできる間違いないアイテムを厳選したのですが、そのひとつであるカバークローグランデについて、このコラムでもご紹介させていただきます。
まず、カバークローグランデをおさらいすると、高比重素材のクロー系ワームで、ノーシンカーのカバー撃ちには欠かせないルアーのひとつ。一年中出番の多いルアーですが、ちょっと工夫することで冬のシーズンにさらに効果的になります。
その工夫とは、ツメやヒゲ、脚などのパーツを手でちぎるだけの簡単チューン。水中での抵抗を減らす事によって、ロッド操作に対するレスポンスの向上と、水平のフォール姿勢を可能にしました。
従来の冬のメインとなる釣り方の代表格といえば、メタルバイブやメタルジグの素早い動きによるリアクションバイト(条件反射での反応)狙いでしたが、カバークローグランデのこの釣りはナチュラルさが加わる事でこれまで食わせきれなかったバスも射程に入ります。さらにメタル系ルアーの弱点であった根がかりも回避できますので、アングラーのストレスも軽減するのも見逃せません。
使い方はシンプルにボトムまで沈めてズル引きやテーブルターンで誘います。ロッドに水中の沈み物など変化を感じたら短いジャークを連続することで移動距離を抑えてネチネチとテーブルターンで攻めたり、沈み物を乗り越えた後にしっかりと水平フォールアクションでバイトを誘発します。
この釣りの最大のキモはバスが溜まりそうなスポットにしっかりルアーを入れること。ブレイクに絡む流木や岩などの障害物、そこの水中変化などバスが好むであろう何らかの変化を見つけて、正確にカバークローグランデを通すことで釣果は決まるといっても過言ではありません。
タックルはフッキングと操作性を考えてパワーのあるMHクラスのベイトキャスティングタックルは欲しいところです
【KAGIYA’S TACKLE】
ロッド:Revoltage RV-C68MH
リール:ベイトキャスティングリール
ライン:Red Spool 16lb(フロロカーボン)
ルアー:カバークローグランデ
是非冬の貴重なバスをカバークローグランデで攻略してみて下さいね!