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スモラバの可能性を引き出す”バルキーコンパクト”セッティング

 

みなさん、こんにちは。川島勉です。

例年の秋といえば、私は巻いて撃って一匹釣れればOK!的なノリで釣りを楽しんでいました。ところが最近ちょいちょい一緒に同行してくれる、ジャッカル社の営業マンである小林氏(通称 コバリキ)の影響で、カバー撃ちに特化したスモールラバージグ”ビーク”を用いた釣りを教えてもらい、釣れにくい状況下でもバスを釣ることができています。

スモラバのカバー撃ちと言えばスピニングタックルを使った、通称パワーフィネスが関東では古くから定着していますが、今回自分が使用したタックルは、ミディアムアクションのロッド(ポイズンアドレナ163M)にリールはアルデバランBFS XG、ラインはフロロカーボン10lb、いわゆるベイトフィネス的なタックルにビーク3.3か4.3g+ファイボス3inをトレーラーにしたリグのスイミングと、ライトなカバーに絡めた釣りで使用します。

ロッド:ポイズンアドレナ163M

リール: アルデバランBFS XG

ライン:フロロカーボン10lb

ルアー:ビーク(3.3g/4.3g) + ファイボス3インチ

 

スイミングは若干糸ふけを出した状態で、ロッドを上下に振りながらのリーリングで使用。

カバー撃ちは主に、崩落跡の水中に横たわる倒木にラインを持たせしばらくシェイク。

ビークはラインを木の枝などに持たせる「吊るし」の釣りで水平姿勢を保つように設計されたスモールラバージグ。その姿勢を保つためのラインアイの位置がフットボールジグとほぼ一緒なので、水中でのスイミングやボトムでのアクションイメージが非常に掴みやすいです。更にフットボールジグよりもすり抜けが良いヘッド形状としっかりとしたガードが付いているので、カバーの中も容易に攻めることができるスモールラバージグになっています。

 

今後もタフった時の切り札的存在として、出番は増えることでしょう。