ひとつ抜け出すスモラバ戦略。シェイク&フォールで食わせ誘発
皆さんこんにちは。加木屋守です。
今回はつい先日リリースされたばかりのスモラバ”BEAK/ビーク”を使った釣りについてご紹介いたします。
このスモラバはシャギーとは違い、パワーフィネス特化型のスモラバで、カバーに引っ掛けて水面直下から中層にかけて食わせることを想定しています。
今回僕がこのスモラバで重視したのはすり抜け性能で、カバーを沈下させる時のすり抜けと、回収する時のすり抜け。BEAKのヘッド形状をその二つにかなり優れたヘッド形状となっています。
最近全国でもパワーフィネスの釣りは主流になってきてるのですが、そんなハイプレッシャーなカバーを撃つ時にすごく重要となる釣り方としてシェイクフォール”という釣り方がかなり有効です。
シェイクフォールとは文字の通り、こまかくシェイクしながらフォール(落とし込み)させることなのですが、一点で誘っているだけではなかなか口を使わないバスが多い中、そこから少しずつシェイクしながら落ちていくことで、一点誘いで反応させたバスを食わせれるテクニックです。
この技をする時にすり抜けに優れるBEAKのヘッド形状が重要な意味をもちます。BEAKはどこからみても菱形形状で、どの角度にも角があるため、沈下していく時のすり抜け性能に優れており、立木の枝などに乗ったままにならず、スルスルとフォールさせることがかのになります。そしてシェイクすることによって、よりカバーを回避してフォールさせることが出来るのでストレスは激減します。さらに、回収の時も同様で、すこしシェイクしながら巻いてくるカバーを回避してピックアップすることが可能となりますのでテンポ良く打ち続けることが出来ます。
今まで効率良く攻めることができなかったカバーを攻めるために、テストを重ねて生まれたのがこのBEAKなのです。
【タックルセレクト】
ウェイトは2.3g、3.3g、4.3gとラインナップされており、状況に合わせてタックルセッティングを変えています。
【基本タックル】
ロッド:Revoltage RV-S68MH+
リール:スピニング
ライン:PEライン1.5号
基本となるパワーフィネスロッドRV-S68MH+で使用。3.3gをメインにカバーが濃いところや強風時は4.3gまでをカバーします。
【ベイトフィネス仕様】
ロッド:Revoltage RV-C69L
リール:ベイトキャスティング
ライン:レッドスプール10lb
テンポ重視で撃って行きたい時は、4.3gをRV-C69Lとレッドスプール10ポンドのベイトフィネスセッティングで使用。
【2.3g/食いが浅い時の対策】
ロッド:Revoltage RV-S65L
リール:スピニング
ライン:PEライン1号
軽量の2.3gを使用する場合。もしくはバイトが浅く食い込みにくかったり、水深の浅いスポットではパワーを押さえたこのセッティングを。
トレーラーはRVバグ1.5インチが1番使用頻度が高いですが、カバーのすり抜けをさらによくしたい時はワムワム48をRV BUGくらいの大きさにカットしてトレーラーにした物もオススメです。
ぜひ皆さんもこのBEAKでパワーフィネスを皆さんも是非お試し下さい。