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アピール力の違いに着目。マーモ流フロッグゲーム

皆さんこんにちは、加木屋守です。

安定しない今年の夏は、梅雨のような天気もあり、天候の変化が目まぐるしい日が続いています。


さてそんな天気の中ですが、今回は夏の楽しい釣りのひとつであるフロッグの使い分けをマーモ的にご紹介させていただきます。

アピール力の違いが魅力のカエラシリーズ

使用するフロッグはカエラシリーズで、ノーマルとS2ビートの2種類あります。
どちらもルアーの後部にラバーの束が2本付いているのですが、その間にブレードが2枚付いているのがS2ビートになります。

S2ビートはこのブレードによって、ノーマルのカエラよりもサウンドアピールが強いのが特徴です。

 

釣果を得る秘訣は状況ごとの使い分け

ここからはこの2つのフロッグの使い分けについてご紹介いたします。
まずS2ビートですが、このルアーは濁った時や流れの速いところでかなりオススメ。

例えば、先日雨の中でのフロッグゲームで、最初はノーマルのカエラを投げていて反応がなかったのですが、S2ビートに変えたとたんに50アップが2連発出るという圧倒的な反応の違いを体験することができました。

このカエラS2のおすすめチューニングも今回はご紹介いたします。
まず、通常のブレードが2枚付いてる状態では浮き姿勢がテール重心になるため、フッキングが良い代わりに、素早いドッグウォークはしにくくなってしまいます。

そこでブレードを1枚に減らすことで、キレのあるドッグウォークも出しつつある程度の後方重心にもなるのでフッキングもしやすいという絶妙なバランスになるのです。また、ブレード1枚でも金属音を出すことはできることと、ブレードがない状態よりも水中の水噛みもよくなるため、ノーマルのカエラと比べてバスに発見させやすくなるというメリットも見逃せません。

逆に天候が晴れていたり、水面に変化がないべた凪の場合には、サウンドアピールの無いノーマルのカエラが有効です。先日のカエラS2ビートで釣った後の晴れたタイミングで、風裏になるポイントを狙うことで追加で45cmクラスもキャッチすることができました。

今回ご紹介した使い分けをするだけでも、よりこの時期のフロッグゲームを楽しめると思いますので皆さんもぜひお試しください。

マーモチャンネルにてこの時の実釣映像もあるので、合わせてチェックしてみて下さいね!

タックル

ロッド:RV-C610H

ルアー:KAERAKAERA S2 BEAT

ライン:PE4号