フワフワも、ズルズルも。必釣ルアー”ヤミィフィッシュ”はこう使う
皆さん、こんにちは馬場拓也です。
今回は春から夏にかけて多様する、お気に入りのヤミーフィッシュ3.8をご紹介させていただきます。
【ベイトタックルでも投げられる高比重ワーム】
まず新しく出たヤミーフィッシュ3.8はどこがいいのか?
それは、ベイトタックルでも投げられるワームだということです。
ヤミーフィッシュ3.8は、オリジナルサイズに比べて、約2倍のウエイト(9g程度)があります。
この高比重素材でしっかり重量があることで、10〜14lbのラインを使う通常のベイトタックルでも扱いやすくなっています。
ロッドは昨年リリースされたBPMのBP-C70M+STが個人的なベストセッティング。
張りのあるソリッドティップにルアーの重さをしっかりと乗せてキャストができるので、軽めのルアーでもロッドに荷重をかけて投げやすいのが特徴。またバットはしっかりとパワーを持たせているので、#4/0クラスの大き目のオフセットフックでもしっかり貫通させることができます。
【おすすめのセッティング】
春は魚が浮いていたり、目線は上を意識していることが多いです。
そのため、フワフワと沈んでいく途中にバイトが出る事が多いので、ノーシンカーでフワフワアクションを出しやすいヤミーフィッシュ3.8は最適です。
気になるセッティングですが、ピッチングやフリッピングでカバー等を探る時は、逆付けがオススメ。後方重心になることでキャスト精度が良くなり、カバーのすり抜けも良くなるのですね。
【使い方はフォールを生かす】
基本的な使い方としては、フリーフォールさせるだけでOK。
フォールだけで自発的にアクションするので、バイトのチャンスが増えます。スレ気味な魚もルアーが自発的に出すアクションには口を使いやすいので、ハイプレッシャーフィールドでもオススメです。
もし、フォールでバイトが出なければズル引きが次の攻め。何らかの影響で魚が沈んでいる場合などは底をなめるように引いてきます。
ゆっくりとボトムを感じながらズル引き、障害物周りに軽く引っかかったた後に、それが外れる瞬間がバイトチャンスになります。これはフォール同様に、障害物から外れてフワッと浮いたワームがユラユラ揺れながら自発的にアクションするのがバイトを誘発するからです。
また、障害物が無いような場所ならトゥイッチングによる跳ねるようなアクションも有効。
これは先程の障害物からのハングオフ同様、一度フワッと浮き上がったルアーがまたゆっくり沈む時がバイトチャンス。イメージするのはエビが逃げて跳ね上がるアクションです。
これから季節が進むとバスはアフターからアフター回復へと移り変わります。
今回ご紹介した釣りは、その中でもずっと有効になりますのでぜひ試してみてください。