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【HOW TO FREE RIG-3】DB UMAシリーズを徹底検証

フリーリグと”DB UMA FREE/DBユーマフリー”を掘り下げるコラムの最終回として、先だってリリースされた”DB UMA KASUMI/DBユーマカスミ”との違いを検証してみましょう。

2020年の新製品として発表された”DB UMAシリーズ/DBユーマシリーズ”は、霞ヶ浦水系のスーパーロコとして注目を集める馬場拓也プロが、早春に爆発的な釣果を残すシラウオパターンに着目して開発したDBユーマカスミと、秦拓馬プロがフリーリグにマッチするソフトベイトとしてプロデュースしたDBユーマフリー の2種類がラインナップされています。

東西を拠点にする2人のプロアングラーによる開発リクエストが、蓋を開けてみると偶然にもそっくりな形状に行き着いたという不思議なエピソードから生まれたDBユーマシリーズですが、両方を比較するとただのサイズ違いではなく、コンセプトにあわせて細部まで作り込まれた設計がよく分かります。

 

  • ●水を掴む深いリブと水を逃がす表面処理

少しの凹凸のみでツルンと仕上げられたDBユーマカスミに対し、深いリブがボディに刻まれているのがDBユーマフリー。外観上のルックスもさることながら、水をしっかり掴むことでブレーキ効果や水を動かして波動を生むことでディープでのアピール力向上に貢献します。

 

もう一方のDBユーマカスミは、シラウオをイメージしたスリムなシルエットに、ジグヘッドや軽量ダウンショットリグで使用することが多く、ナチュラルさを狙った微波動を優先した結果、水をあまり掴まないツルンとした表面処理になっています。これは実際に水中を泳ぐDBユーマカスミをシラウオの仲間だと思って群がってスレがかりするという報告は多く寄せられていることからもおわかりいただけることでしょう。

 

  • ●リーチテール

Leech(リーチ:水生生物のヒル)に似ているリーチテールは扁平な形状が特徴的。カーリーテールやシャッドテールのように明確な水中波動を出す形状ではありませんが、微波動を活かすという点では有効な形状です。DBユーマシリーズもリーチテールを採用していますが、よく見ると形状が異なります。

真ん中のキール部分に対し上下対称のDBユーマカスミに対して、テールの上部に厚みのあるキール部分を設け、その下側には薄いテールがセットされている上下非対称型なのがDBユーマフリー。これは両モデルコンセプトに合わせ、波動の伝達やその強弱、使用時の安定性など検証し、最適なセッティングを選んだ結果によるものです。

 

  • ●シザーアームのサイズ感
  • 2対のシザーアームがセットされているDBユーマシリーズ。並べて比較するとボリューム感のあるDBユーマフリーの移動を抑えながらもしっかりアクションを発生させる為の厚みとサイズ感がしっかりしています。かたやナチュラルな微波動からのローリングを重視したDBユーマカスミはサイズ感や厚み、取り付け位置も異なっています。このシザーアームはアクションを生み出す部分で、ハードルアーでいうところのリップにあたる存在。コンセプトに合わせて全体のバランスをしっかり計算した上での設計です。

 

  • ●ボリューム感

徹底的にナチュラルさとマッチ・ザ・ベイトを追求した細身のDBユーマカスミに対し、フックのセットしやすさやカバー撃ちでの丈夫さ、自重だけでフォールする際も自発的なアクションを重視したDBユーマフリーはヘッドからボディにかけてのボリューム感のあるマッチョボディを採用しています。さらに同じDBユーマフリーでも3.8インチと4.5インチのサイズ別に硬度を変える徹底ぶりは、釣れるアイテムを追求するジャッカルとしての矜持なのです。

 

同じシリーズでも、実際は全く異なる2アイテム。ともに釣れるソフトベイトとして東西のプロアングラーが徹底的にテストを重ねて生み出した自信作です。ぜひ皆さんのタックルボックスのラインナップにDB UMAシリーズをお取り揃えください。きっとここ一番で強い味方となることでしょう。