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馬場拓也が”ブロックリッパー48SR”徹底解説

皆さん、こんにちは。馬場拓也です。

今回はブロックリッパーの新製品”ブロックリッパー48SR”について開発コンセプトや特徴をご紹介します。

 

このブロックリッパー48SRは1m以浅のシャローを想定したモデルで、昨年リリースされたブロックリッパー48MRの開発時から、ラインナップとしてどうしても欲しかった待望のSRモデルです。ブロックリッパーシリーズの特徴である国内のベイトフィッシュのサイズ感や控えめの波動を継承しており、ナチュラルに誘えるクランクベイトとして設計されています。

 

潜行深度0.8mで、ロッドの上下によって0.5m〜1.0mレンジをカバーできます。具体的にはコンクリート護岸のハードボトムやかけあがり、消波ブロックや石積み護岸、倒木などの障害物周りは、ダックビルリップと抜群のバランス感で軽快にかわしていきますので、ストレスなく巻き続けることが可能です。

 

 

  • ●かゆいところに手が届く、現場発信のニューカラー

そしてSRで採用となった新色が2色登場します。

このカラーに共通して言える事は、SRのスイムレンジはバスの目線より上のレンジを通過する事が多く、ハイプレッシャー下でもバイトに持ち込む為に”光に透けるシルエットの出にくい色”を追加して、本来クランクベイトでは食わせにくいコンディションに有る魚にも口を使わせられるようになっております。

ババタクゴーストワカサギレーザー

全体がクリアベースのゴースト系のワカサギカラーで、霞水系のメインベイトの一つとして挙げられるワカサギをイミテートしました。

背中とお腹に薄目の紫のパールと、側面に透過率の高いゴーストレーザーホロを採用しています。光に透かすと限りなく薄い色ですが、光が当たる角度から見るとレーザーとパールの反射でキラキラと控え目にアピールしてくれます。

 

ババタクシラウオ

全体がクリア系の艶消しのゴースト系カラーで、その名のとおり霞水系のメインベイトの一つとして挙げられるシラウオをイミテートしました。

全体をマットに仕上げる事により、ルアーが光に当たった時の不自然な反射を抑えたカラーとなります。光に透けるクリアーベースのカラーを艶消しに仕上げたカラーですが、背中にはブルーパールお腹にはレッドパールを吹く事によりアクション時に赤と青の控え目な色調変化が魚をナチュラルに誘います。またフロントフック周りに吹いたオレンジがアクセントとなり、バイトマーカーの役割を果たします。

 

●推奨タックルはクランキングに特化したBPMのこのモデル!

ブロックリッパー48SRに推奨するタックルですが、自分のイチオシはBPM BC66ML-G。クランクベイトで使う上での汎用性の高さを意識して作ったこのモデルは、ショートバイトの多い春や冬、様々なレンジを探りたい夏、速巻きが有効となる秋、全てのシーズンに対応する万能なグラスコンポジットロッドです。

 

ブロックリッパーSRの登場で、オカッパリにおけるクランキングゲームの幅を更に広げていただけると思いますので、是非お近くのハイプレッシャーフィールドで試してみてください。