COLUMN
コラム

吉田川で「オスの渓鱒」をキャッチ

皆さんこんにちは TIMONフィールドスタッフの下広太一です。

私の住む岐阜県郡上市を流れる長良川やその大支流の吉田川での最近の模様などをお伝えできればと思いレポートします。

長良川の支流 吉田川は古くから渓流釣りなどが盛んで一部のアングラーなどからは渓流の聖地とも呼ばれています。シーズンを通しその美しい流れからはアングラーを魅了するアマゴや岩魚など素晴らしい魚達と出会う事ができます。

近年ではトラウトのルアーフィッシング人気も相まって多くのアングラーが訪れ、この川の渓魚と出会う事は簡単ではなくなっています。
そんな中、足しげくフィールドに通い今年も素晴らしいトラウト達と出会う事が出来ました。その中でも印象に残った魚を紹介しようと思います。

渓相的には荒い流れが多い吉田川の中でも比較的緩やかな大場所の掛け上がり、セレクトしたルアーはトリコロール流芯70HW。急流でも飛び出す事なく ここ長良水系でもサツキマスをはじめデンデンアマゴなどに実績のあるミノー。

あえてアップクロスに投じ流れに馴染ませながら少しアクションを加える事で狙いのアマゴからのバイトを誘えキャッチ出来ました。水平&揺れながら落ちるシミーフォールはスレてナーバスになった魚にも こんな使い方をする事で違和感なくバイトに持ち込める事を実感しました。

そして一番に印象深い魚は 渓流の鱒 「渓鱒」とも言える大アマゴをキャッチできたこと。ルアーは来期発売予定のトリコロールGT72DR。

通常のミノーでは表層しか探れないような急流にあえてダイビングミノー選び、流れの底の暖流を通す事で筋肉質で鼻の曲がり始めたここ吉田川の「オスの渓鱒」と出会う事が出来ました。

近年、度重なるコロナ渦などの問題もあり窮屈に感じる事も多くありますが 自然溢れるフィールドで大好きな釣りを楽しむ事は本当に爽快です。皆さんも流れの中で遊んでみてはいかがでしょうか!