ダートランのフックセッティング
皆さんこんにちは、ティモンフィールドスタッフの井上です。
先日、瑞浪FPで開催されたトラキン地方予選のティモンカップに参加してきました。
当日は生憎の天気で朝からみぞれや雪がぱらつき、体感的に寒い一日となりました。
私の成績はと言うと、一回戦は突破出来ましたが、二回戦はなんと瀧澤さんと対戦!
後半にパターンがわかってきて、瀧澤さんを追いかけましたが、
残念ながら二回戦敗退となりました。
さて、ここからが本題となりますが、
当日自分を含め、多くの選手が使用していた瑞浪戦の主力ルアーはダートランでした。
一回戦。スプーンで取れる魚は居た筈でしたが、
自分には釣ることが出来ず、相手の方はどんどん数を重ねます。
スプーンという同じ土俵での勝負に見切りをつけて、
パニクラMRで2匹キャッチした後、多くの選手がまだ攻めて居ない地の魚を狙うべく、
手前のブレイクをダートランで狙いました。
シェイクとトゥイッチの中間のアクションで攻めるとブレイク直下のピンポイントでバイトが多発し5匹キャッチ。
連続ヒットしたおかげで、2ローテ目をドローで折り返し、
3ローテ目はスプーンで取り切れていない魚をパニクラMRで3匹キャッチし勝利する事が出来ました。
この時はバイトが出ていましたが、二回戦になると池が変わった事やプレッシャーにより、
かなりルアーや動きがセレクティブになってきて、苦戦しました。
後になって気づきましたが、
一回戦のダートランの動きのパターンとフックセッティングを引きずった事が敗因でした。
大会中に数名の方から、
動かし方やフックについて聞かれたので、参考までに私なりの見解を載せたいと思います。
ロッド 6.2UL
リール シマノハイギア2000番
ラインはPE0.2号ハリス0.6号
基本はe-fook(8番)をセットしたノーマルなセッティングですが、
シビアな場合やアクションに特化したセッティングが必要ならば下記のようなセッティングに変えていきます。
ロッドで操作する場合はフックはオープンゲイブで軸は太めで先端が鋭いもの。
これは不意のバイトを掛けていく事が多いので、
バイトを拾いやすく、ラインがたるんだ状態からでもフッキングしやすいです。
(R社クラッチフック ベリー8番リア6番)
ズル引きやデジ巻きなどのおとなしめな動きを多用するときのセッティングです。
細軸で硬いので、少ない力で貫通するため、やや乗せ気味な釣りに良いと思います。
ちなみに私の場合は、ベリーフック小さめでリアフックはワンサイズ大きいものを使います。
その理由ですが、ベリーフックがボトムから少し浮いた状態になりやすくなる為、
根掛かりの回避と魚がバイトした際にフックを拾いやすくするためです。
今のところ以上が自分の解釈ですが、釣り場の状況や釣り人の特性による事が多いので、
一概には言えませんが、参考にして頂けたら幸いです。