ボトムスプーン《ティーグラベル》の開発秘話。
皆さんこんにちは。ティモンモニターの瀧澤です。
前回、私のこだわりの詰まったボトムスプーンについて簡単に説明させてもらいましたが、
いよいよ名前も『ティーグラベル』に決まり、
カラーラインナップも決定しましたので、
その報告も含め、今回は開発秘話を紹介します。
*開発秘話
ティモンさんからボトム用スプーンの開発のお話しを頂いた時に、
私の中ではすでに、シルエット、コンセプト、カラーなど、明確な答えが出ていた為、
ファーストサンプルが出来上がるまで、それほど時間はかかりませんでした。
私が一番頭を悩ませたのがスプーンの*板厚*でした。
最初はワンサイズで考えていたので、スピーディーなボトムの釣りを展開する為に、
極力板厚にしたかったので、「プレス機で打ち抜ける最大の厚みでお願いします!」という事で、
スモールシルエットでありながら、約2gあるブランクが出来上がりました。
しかし、ここからが大変でした。コンセプトの中の一つに[水平フォール]があり、
これを実現させる為には、どうしてもボディをV字型に曲げる必要がありました。
普通に考えても、小粒、肉厚なボディを曲げる事は、かなり厳しかったと思いますが、
そこはティモンさんの技術力でカバーして頂き、理想的なボディが完成しました。
このように、小粒で肉厚ボディーにデザインされており、
ボトム攻略の重点課題である浮き上がりを抑えることに成功しました。
発売が待ち遠しいですね。
次回はウエイトによっての使い分けや、
カラーラインナップなどについて書きたいと思います。