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パニクラの「疑問」にお答えします。<パート2>

皆さんこんにちは。ティモンモニターの瀧澤です。

前回に引き続き、パニクラの「疑問」にお答えします。

【3、ロッドの角度について。】

パニクラをリトリーブする時の角度{ロッドを構えた位置}についてですが、私の場合、表層、中層を攻める時は、ロッドを水平よりもやや上段に構えます。

これは、ロッドを上段に構える事によって、ラインとパニクラのリップに角度がつき、より水の抵抗を受ける為、一定の層を引きやすくなると共に、スローなリトリーブでも大きな動きを出す事が出来ます。

一方、底層~ボトムを攻める時は、水平よりも下段に構えます。ラインの角度を緩くすれば、パニクラは下へ下へ潜ろうとする為、早く底層に届き、底層を引ける距離が長くなるので、ヒットチャンスも増えます。更に早くボトムに到達させたい時や、ボトムノックさせたい時は、ロッドを水中に突っ込んでのニーリングが有効となります。

あと、水深の浅い釣り場や、根がかりが多い場所などでボトムノックさせる場合、ロッドを上段に構えて行うと、よりアクションが大きくなるので、アピールが増し、根がかりも回避しやすくなります。

【4、透明リップ{ノーマル}と全塗りリップ{ボディーと同色}について。】

現在発売されているパニクラには、MR,DRともリップが透明なタイプと、ボディーと同色に塗られているタイプがありますが、2つのタイプの大きな違いは、同じボディーカラーでも、リップが透明か同色に塗られているかで、泳いでいる時のシルエットが変わるという事です。リップまでボディーと同色に塗る事によって、リップがボディーの一部となり、アピール力がUPします。

全塗りタイプは、特にボトムノックさせた時にハイアピールとなり、大変有効なカラーです。私は、アピール力を強くしたい時や、ボトムノックで使用する時は全塗りタイプ、それ以外はノーマルリップタイプというように使い分けています。

続きはまた来週!!