COLUMN
コラム

銀ヤマメ

 睡眠時間は4~5時間でそれを休まず毎日。

釣りのシーズン中は己の甘さと、体力との戦いなのである。

朝、4時半に起きて神棚にパンパン!

布団で胎児のように眠る我が家の山ノ神にも愛想を振りまいてそれから川に出かける。

7時まで大体1時間程度の釣りをする。

それから仕事に出る。夕方5時半まで休憩時間もない。

帰り道にまた釣りをする。大体7時半まで。

家に着くのが8時過ぎで、それから次の日のためにロッドを磨き、ラインを換え、チューンしたりする。

それが終わるのが10時過ぎ。

 それまでは家族ともしゃべらない。

テレビもシーズン中は見ることもない。

パソコンでミュージックなどを流す程度。

もちろん、釣りのことをやってる時はそれも耳に入らない。

酒も飲まなきゃ、タバコも吸わない。

外食もしなきゃ、飲みにも行かない。

朝、起きてからず~~っと仕事は釣り。

とても爺さんのやることじゃない。大雨でも降ってくれなきゃ休めない。

それでもやめられない。

そんな風にロッドやルアーのテストと趣味も兼ねて釣りをする。

たまには本職のフライをやってみたい。とも思うが…。

今は結構面倒くさい。

 今週は雨後から減水まで24本の尺クラス(30~35cmのサイズ)を釣り上げた。

全てKEISONのみで。

ハンプバック・ミノーと小型のディープダイバーは得意とするところで、その点は願ったり叶ったりのメーカーだ。

キンアユ、レーザーアユ、銀ヤマメ、レーザーワカサギも出してもらった。

今度はどぎつくならない、お洒落なシャンパンゴールド・ヤマメを希望している。

パーマークの色の選び方次第でいいものが出来ると思う。

 3日間ほど銀ヤマメで遊んだ。

キンアユ、レーザーアユとくれば次は銀ヤマメ…。

これも釣れる。

レーザーワカサギももちろん本流用に作ってもらった。

自分としては湖用ではない。だって湖はやらないもの…。

銀がやけに効く時があるんだ。その時が出番。

 ヤマメって言うのはトリッキーな動きはしない。

単純で早い。

だから、そのようにヤマメらしく単純に早く動かしてやる。

そうするとゴゴゴゴゴンとルアーの動きを止めるようなフッキングをする。

ひったくってる感じではなく、くわえ込んでいる感じだ。

口の中にフロントもテールも両方入っていることもある。(左写真参照)

今回もトリプルが2本とも口の中に入っていた。

季節によって、また種類によってベイトフィシュの動きも習性も違う。

そんなところもほじくってみると面白いかもしれない。

この銀ヤマメ、なかなかいい。