COLUMN
コラム

2月16日 釣行レポート

 今回は久しぶりに自分のホームである三重県の「サンクチュアリ」に行ってきました。

前日、前々日と全国的に暖かい日でしたが、2月16日当日は一気に冬へ逆戻り…。

時折雪が降りつける中での釣行でした。

朝一到着し気合いを入れて釣りをしようとしましたが、チーフといろいろ話をしている内に30分程経ち、実釣は8時半くらいからのスタートでした。

まずは第二ポンドに行き池を見るとこの時期にしては水が濁っていました。とは言っても魚影は確認できるので問題は無いレベルです。

 最初は反応を見る為にティアロ1.3g派手ピンクを投げて様子を見ました。

水面でライズが見えるので着水後、ただ巻きするとバイトはあるもののなかなかのらず。バイトはあるのでカラーがあっていないのではと思い、ティアロ1.3g苔(吉やさんオリカラ)をキャスト。すると数分後にヒットしアベレージサイズのニジマスをキャッチすることが出来ました。

その後ティアロ1.3gからしでも着水後のただ巻きでキャッチ。この日は定番のエサ色のローテーションでぽつぽつ釣れました。

当日は天候は良くなかったのですがたまに日が差してきたので、ティアロ1.9gブルー&シルバーをチョイス。やや早巻きでのリアクションバイトを誘うとこれも数投後に反応有り、キャッチすることが出来ました。

 ただ、今日の目的はただ釣るのではなく、新作ニブルでいろんな釣り方で試してみようというものです。

表層での反応が良いのは分かったので、今度は中層の反応を確認しました。

ルアーはニブル1.3gオリーブでキャスト後一度ボトムまで落とします。そして着底後ワンフリップしてからのただ巻きで自分からの距離でどの辺りでバイトがあるかでおおよそのレンジを掴み、あとはカウントダウンしてバイトがあったレンジを引いてきます。

やはり、ニブルでもエサ色の反応が良く、オリーブやダークブラウン、からし、そしてエサ色ではないかもしれませんがB&Y/オリーブに良く反応してくれました。

 他に試したパターンは地味系のニブル1.3g又は1.5gでのボトムシェイクや、雪が降ってきたタイミングでの白系のニブル0.8g又は1.0gでの表層引きも明確なバイトがあり、楽しめました。

特に表層引きはややテンプラ気味にキャストし着水と同時にベールを返し時折ロッドのティップを震わせ誘いを入れたりしてバイトを引き出しました。

バイトは魚の重みが有ってからスイープに合わせても充分フッキングには問題は無く、ニブルに使用したe-hook#10は小振りなスプーンにはベストマッチでフッキング後のバラシはほとんどありませんでした。

#10はサイズ的に小さいかもしれませんが、ニブルも19mmとコンパクトな為、表層でのバイトや比較的ボトムでアクションさせてもトラウトの口に上手く入ってきっちりフッキングするのかもしれません。

 この日は自分にとってとても有意義な一日になりました。

新しいスプーンでのいろんな釣り方を試す事によって、引き出しを増やす事ができました。仲間内との釣りや、釣り大会でもそうですが、まずは魚が釣れなくては面白味も半減すると思われます。

数を釣ればいいという訳ではありませんが、いかに魚との駆け引きをするか、「釣れた」では無く「釣った」と自分で実感するのもいいのではないでしょうか?