COLUMN
コラム

モニター 藤村 修司 氏より 福井/九頭竜川 『トリコロール88MD』継続テスト

昨年のシーズン解禁日から開始された『トリコロール88MD』のテスト釣行。
1シーズンを掛けて、ホームリバーでテストを繰り返した事により、シーズンの終了時には『OK!いつでも行ける』って感じの気持ちが8割と、『けど、何かが足りない』って気持ちが2割の微妙な状態だった。
その結果、2割の気持ちを大切にし、その『何かが足りない』って感じを解消するために、『トリコロール88MD』の2013年シーズンインに合わせた発売は見送られた。

2013年2月2日、その『何かが足りない』を具体化・具現化するために、サクラマス・フィッシングの聖地と呼ばれる九頭竜川に『トリコロール88MD』を持ち込んだ。

その答えは簡単だった。。。

『もう少しの飛距離』と『もう少しの潜度』が足りないのです。

『トリコロール88MD』だけを続けてキャストと感じないが、九頭竜川で実績のある『B社のSD2/3』や『T社のS』と交互に使用すると、足りない部分が浮き彫りとなりました。具体的には、ほんの少し飛距離が伸びないために、通したい流れのヨレの向こう側に届かず、ほんの少し潜らないために、タッチさせたい岩盤のエッジに届かないのです。

『トリコロール88MD』のアクション(=つれる動き)は、今回比べた他社の2つのルアーと比べても引けをとらない。
だからこそ、そのアクションを損なわない様にしながら、飛距離と潜度を稼いでもらいたい。
難しいオーダーだと思うけど、今後もテストを続けて行きたい。