COLUMN
コラム

犀川(石川県金沢市)解禁 釣行記

 3月1日に鮭鱒スタッフである藤松氏と共に、石川県金沢市を流れる私のホームリバーである犀川にて、桜鱒だけに狙いを定めた解禁釣行を楽しんだ。

簡単に結果からお伝えしたい。

流石に鮭鱒ルアーです。

解禁初日から素晴らしい結果を出してくれました!

冷たい雨風で解禁の朝を迎えた3月1日。

昼を過ぎる頃まで二人で実績エリアを右往左往…

 そんな中で、2時過ぎに辿り着いたのが犀川では最も川幅が狭くなると思われるエリア。

到着して暫くすると、それまでの雨風が嘘の様に止み、日が射し始め、更には風まで凪いで体感気温がグッと上がってきました。

そしてその瞬間が訪れました!

私の使用していたのは『トリコロール83S 金アユ フックチューン』。『フックチューン』とは、通常は#8のフックを搭載している『トリコロール83』のフックを、ワンサイズ大きな#6に変更する事により、若干ではあるが飛距離を延ばし、沈下速度を速める事が出来るお手軽なチューンである。(現在、発売準備中の『67Sヘビーウェイトバージョン』の簡易版と思ってもらいたい)

 川の流れが開きから瀬へ変わるために水圧があたり、少しだけ周りより水深が深くなったスポットに向けてキャストをしだして数投目。

足元近くになると『トリコロール83S フックチューン』がボトムノックを始めるのを学習し、ルアーロストをしない事と、ブレイク際に付いている桜鱒を誘う事を心がけて慎重にリトリーブを行う。

『ゴッ』『コッ』『コツ』と川底を感じ始めたので、根掛りを回避するため一瞬リーリングを止める…

そのリーリングを止めたルアーから、生命反応が『グッ、グッ、グ~ッ』と伝わりました!

 スイープ気味に合わせを食らわし、桜鱒の重さを確認した後は無我夢中です。

チョッと離れていた藤松氏を大声で呼び、ロッドがロッドとしての一番仕事をする角度に保ち、数分間の格闘の末、今シーズン新調した磯ダモシステムにてランディングに成功しました。

その解禁初日に釣上げる事が出来た桜鱒は、全てにおいて記念すべき自己最大の65cm、『トリコロール83S 金アユ フックチューンを丸呑みしていました。

【追記】

あまりルアーに執着しない私ですが、記念すべき魚を恵んでくれた『トリコロール83S 金アユ HT』は、初のミュージアム入り決定となりました。